「ストックホルムシンドローム」という言葉の定義をただただなぞったという印象。
To be continued…
続くんかぁい!
と劇場で唸った初めての映画だったかも。
このレビューはネタバレを含みます
マーラーの交響曲BGMのイントロから、こりゃぁまさに《悲劇的》なモノが観られると期待が高まり、ファイナルデッドコースターを彷彿とさせる主演のイナズマリレー!
ここが私の興奮のピークでした。。
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目玉焼きが作れるようになるだけで、オトコの家事の腕が上がったと褒められる麗しき時代。
結局闘いは続いて行くのだ、と言う虚しさを「フルメタルジャケット」は創作の元に、こちらは実際の映像と共に。
豪華俳優陣のアドリブ。
サブちゃんの唄も沁みる。
意外と評価低いよね。。
インテリ、ウイットなキャラ設定からはみ出るダニエルクレイグの筋肉。
「不条理な事件」という鑑賞側の絶対的な認識がある難しいお題。
過剰に作者の思い入れを混ぜ込まず、事実を淡々とフィルムに乗せることで、現実の残酷さが表現されていたのかな。
父(ビルマーレイ!)が実は故人でローラの脳内妄想だったら…と思ったら、爽やかなローラの成長譚に見えてきた。
オチの醜悪さはもちろん、人が醜さに堕ちて行く描写がエゲツない。
米国産であることが不思議で仕方ない映画。
これをハネケが撮ってたら、もう少し斜に構えてニヤけて観てたのに。
「チョコレート工場の秘密」を幼少の頃に堪能したクチです。
ウンパルンパのシーンで「これは何を観させられてるのか!?」と驚愕。
嫌いじゃないけどね。
生き生きとしたストップモーションで、ジャックとサリーが美男美女に感じられる。サンタもかわいい。
映画(過去の名画と呼ばれるもの)や事件の知識を露骨に試される。
タラちゃんのオタク癖が悪ノリしすぎかな。
フィルムが燃えやすいことを学んだ映画。
モリコーネの音楽と共に永遠に。
穏やかな田舎の日常を、無残な事件がヒリヒリしたものに変えてしまった。
ラストのサムロックウェルがたまらない。
編集の都合で仕方ないけど、音楽(白鳥の湖)がブツ切れになるのが残念。
ナタリーは良かった。