のぞみさんの映画レビュー・感想・評価

のぞみ

のぞみ

インターステラー(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます


時間があるときに観ようとおもいながら、ようやく観ることができました。
観終えたあとの疲労感、ラストは感動的なのに孤独も感じた。

宇宙や物理、時間、いろいろと理解はできていないけれど、人類を救うこと
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ビバリウム(2019年製作の映画)

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最初から最後までどうなるのかわからず、そういうことってかんじであっさりと終わった印象。

冒頭、鳥がやたらと映るのはなんだろうとおもいながら見進めていくうちにこどもの動きが鳥のように見えてきて不気味
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オール・マイ・ライフ(2020年製作の映画)

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いまを生きることのたいせつさを教えてくれた。
きょうをどんなふうに過ごしたか、生きたかをわすれずに刻みたくなる。
なにかをしてもらったり、してあげたり、失敗はしても後悔は少ない人生を送ることを応援し
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

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今どきのエクソシストはこうかもしれない。
ガブリエーレがとにかくつよい。
肉体的に強靭で悪魔も物理的に倒せそうな勢い。
バイクに乗って颯爽と現れては、飄々と悪魔祓いをしていく。

ところどころ、グロ
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

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オムニバスで観やすかった。
最初、全部の話がつながるのかとおもったけれど、それぞれのドライバーたちのある日ってかんじでした。

タクシードライバーと乗客の話はどれも日常のどこかにありそうで親近感が湧
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トリック 劇場版2(2006年製作の映画)

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こうなのだろうと予測はできてしまうのに観たくなってしまうのがTRICKワールドなのでしょうか。
気軽に、たのしく観られる作品を求めてるときに選びがち。

今回は矢部がほとんど出てこなくてさみしかった
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逃げた女(2019年製作の映画)

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ガミがいろんなひとたちに会いにいくほんとうの理由があったのか、言っていたことがほんとうなのか本心がよくわからない。
会いにいったひとたちもよくわからないけれど、ガミがいつも一緒の離れたことのない旦那
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名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

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渋谷が大変なことに。
こどもたちに荷物を受け取りを頼んだ辺りから犯人はこのひとかなとおもっていたのでおどろきはなかった。

眠りの小五郎がほんとうに眠っていて出番なく、事件が解決されることもあるのか
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

4.0


ひさしぶりにコナンくんの映画が観たくなって鑑賞。
アニメは毎週観ているけれど、なんとなくで観ているので黒ずくめの組織のことや安室さんや赤井さんなどぼんやりとしか把握できていないのでわからないかもとい
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます


薦められたので観てみたけれど、あれ、あたしの価値観とちがうのかもとおもいながら最後まで鑑賞。
熱く語ってくれていたから期待しすぎたのかもしれないけれど、どうにも主人公の女の子があまりすきになれず。
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オーメン:ザ・ファースト(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます


1のオマージュのような殺されかた、技術の進化によりリアル性は高めていはいたけれどこわさはなく、突然の大きな音のほうがビクッとなる。
出産のシーンのグロテスクさはすごかった。屋敷女思いだした。

マー
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オーメン(1976年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます


ホラーなのかと長年おもっていたけれど、サスペンスなのかな。
死んでいく姿は過激なものもあるけれど、昔の作品ゆえの粗さがこわさよりも驚きを引き立てていた。

ダミアンが悪魔だと気づいたときには手遅れで
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ファミリー・ディナー(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます


こうなるのだろうと予想はしていても、どんなふうにその結末を迎えるのかが予測できないゆえ、ラストまで終始ずっと緊張感があって、ハラハラした。

どうしてこうなったのかがよくわからず、もやもやは残るもの
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.8


この作品でグランツーリスモを知りました。
ゲームだとバカにされながらも夢を叶えたヤン。
アウェイでも自分を信じ切ることで乗り越えた彼の努力や才能は本物。
最初こそ否定的なジャックが最終的にはよき理解
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13 ラブ 30 サーティン・ラブ・サーティ(2004年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます


しあわせな気持ちになれる作品が観たくて鑑賞しました。
予想以上のしあわせをもらえた。

13歳のころは、13歳なりに悩みがあるし、大人がうらやましくもみえる。
ただ、30歳になってみると13歳のころ
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ロスト・ドーター(2021年製作の映画)

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緊張感や不安感で押しつぶされそうになった121分。
こんな苦しさを抱えていたのだろうか、この作品自体がレダそのものみたいにおもえて仕方なかった。

母性はないけれど、娘がふたり。
過去と現在が行った
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ツユクサ(2022年製作の映画)

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小林聡美のラブロマンスはなんだか照れてもしまいますが新鮮さもありました。息子を失ったかなしみから踏切のない土地で再起していく姿がよかった。

山で草笛をと約束を交わす、小林聡美と松重豊がすてきで、い
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ある男(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます


名前や親、過去、すべてがつながっているようで、すべては分裂しているのかもしれない。

死刑囚の父親にそっくりな自分を嫌う息子が自殺未遂や何度も名前を変え、自分を上書きしていく。
貼られたレッテルは剥
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マイ ビューティフル ガーデン(2016年製作の映画)

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アルフィーとの出会いがベラを変えていく。
前途多難な庭づくり、失業したり恋で傷ついたりしながらもたすけてくれたのはアルフィーたち。
年齢も性別も関係なく結ばれていく友情がすてきだった。


「美しい
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イエスかノーか半分か(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます


国江田さんの裏表なかなかだけれど、アナウンサーっていう仮面をつけながらの生活って大変そう。
オワリになって、都筑の前で素をだせてよかったね。
気づいてて言わない都筑のやさしさがいい。
二股にならずに
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東京オアシス(2011年製作の映画)

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とてもひさしぶりに観たので新鮮だった。
加瀬亮と小林聡美のかけ合いがたのしい。
夜の高速道路の映像の孤独さがすてきだった。


表面的にはうまくいってる日常をなんとなく受け入れ始めてた気がする。
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.3


やさしさにあふれていた。
PMS、パニック障害に悩みながらも生きているふたりを通して、せかいはまだまだやさしくないけれど、精一杯生きるふたりの姿に、支えてくれるまわりのひとたちに温かな希望を感じた。
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます


音楽ってすごい。
こんなに生命力にあふれていて、届いてくるんだという驚き。
色気があって、胸に迫るものがあって。

信じるものは報われる、そんなにあることではないけれど、ただジャズをやりたいと目標を
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少女は卒業しない(2023年製作の映画)

3.8


高校生までとそれ以降の人生は、ちょっとだけちがう。
制服を着て、同い年の子たちが集まって勉強したり、部活をしたり、恋したり、あの瞬間にしかないなにかがたしかにあって、あたしにとっては窮屈な水槽のよう
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劇場編集版 かくしごと ―ひめごとはなんですか―(2021年製作の映画)

4.0


テレビシリーズから結構経ってから観たので色々とわすれていたけれど、こんなこともあったなぁって、先生と姫ちゃんたちと一緒に過ごしてきたような感覚になりながら振り返られてよかった。
そして、父の娘への愛
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サマーゴースト(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます


40分なのに濃密で没入感がすごい。
簡潔なのに深く刺さる、生きることの意味やたいせつさが伝わってきた。

そして、音楽が美しい。
せつないなかにきらきらが散りばめられている。苦しくなるのに、きれいだ
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屋敷女 ノーカット 完全版(2007年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます


終始、身体中に力が入ってしまうので観終わったあとの疲労感がすごい。
不協和音のような音楽、ぼやけた映像、なにがなんだかわからない殺人。
ストーリーはシンプルで、女がだれなのかもすぐわかったけれど、事
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

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ホアキン・フェニックスの演技力に脱帽。
彼じゃなきゃ演じることは無理なのではないでしょうか。
こんなにも気持ち悪く、苛立たせることができるなんて。

なにがなんだかわからないけれど、これがボーに見え
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます


途中からもしかして時代がちがうのかもと思っていたらそうで、ラストのまとめ方は希望にあふれていてすてきだった。

過去もどんなに時代が進んでもいじめ問題がなくならないことはかなしくて、こんな夢のような
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恋は光(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます


恋とはなにか、ひさしぶりにそんなことをまっすぐに考えたりしながら、昔していた恋をおもいだしたり。
恋は光、そう願いたいときもあるし、そうだと受けいられられないときもある。
恋の光がみえたとしても、そ
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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

4.8


もう一回がない試合。
研磨がどんな人間なのかがよくつたわってきた。どんどんたのしくなって、熱くなっていく研磨をスクリーンで観られてうれしかったし、どちらのチームにも勝ってほしくて負けてほしくなくて、
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます


新感覚、こわいというより驚きが大きい。
不気味さと気持ち悪さのバランスも絶妙。
序盤にチャーリーが死んだ理由も結末を知れば納得する。
ドールハウスと現実の融合がうまい。
無駄がないストーリー。
墓荒
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TAR/ター(2022年製作の映画)

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予想していた話とはちがった方向へ着地した印象。
始まりは、華麗なる指揮者リディアの自信に満ちあふれた姿、受け答えもしっかりしていて、ユーモアもあって、舞台上で輝く成功者のようにかんじていたが、教え子
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トリック 劇場版(2002年製作の映画)

3.5


劇場版でも変わらないTRICKの世界観。
上田山田コンビ、最初はすこしだけギスギスしてて、上田の友人エリートたちも上田も態度わるくて、山田を傷つけることにかなしくなった。

そのあとは、いつも通り事
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幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます


軽やかなメロディーに乗せて、仲睦まじい家族がピクニックをしているところから物語ははじまる。

同時にふたりの女性を愛したと堂々としているフランソワ。
妻の死は偶然なのか。

はじまりとおなじように森
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うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

4.5


アニメーションのすごさに魅入ってしまう。
40年前の作品ということも含めて。
ずっと見ていられるなぁって。
ミステリアスさが恐ろしくもあるが、惹かれてもしまうふしぎな魅力にあふれている。

時間とい
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