【1939年キネマ旬報日本映画ベストテン 第4位】
『隣の八重ちゃん』島津保次郎監督作品。大船撮影所で撮った松竹での最後の作品。
面白かった。『兄とその妹』というタイトルからてっきり室生犀星の小説の>>続きを読む
【1963年キネマ旬報外国映画ベストテン 第9位】
フランソワ・トリュフォー監督作品。デヴィッド・グーディスの小説『Down There』を大筋としては原作としているものの、トリュフォーならではの遊び>>続きを読む
【第81回ゴールデングローブ賞 コメディ・ミュージカル部門作品賞ノミネート】
『キャロル』トッド・ヘインズ監督の新作。カンヌ映画祭コンペに出品され、ゴールデングローブ賞では作品賞、主演女優賞(ナタリー>>続きを読む
【サンダンス映画祭2023 U.S.ドキュメンタリー部門観客賞】
サンダンス映画祭で受賞して以来批評家賞を快走、アカデミー賞有力と言われるドキュメンタリー作品。再現ドラマなどは用いず実際の映像のみで構>>続きを読む
【1947年キネマ旬報日本映画ベストテン 第4位】
小津安二郎の戦後第一作。飯田蝶子、笠智衆、河村黎吉などが出演している人情ドラマである。近年レストア版がカンヌ映画祭でお披露目され、現地では満席になっ>>続きを読む
【第35回ベルリン映画祭 金熊賞】
劇作家として有名で、映画としては『めぐりあう時間たち』などの脚本をてがけたデヴィッド・ヘアー監督作品。全米映画批評家協会賞ではジュディ・デンチが助演女優賞を受賞、英>>続きを読む
【第81回ゴールデングローブ賞 ドラマ部門作品賞】
『インセプション』などのクリストファー・ノーラン監督作品。「原爆の父」と呼ばれるオッペンハイマー博士の伝記映画で、アメリカでは大ヒットを記録したもの>>続きを読む
【第11回インディペンデント・スピリット賞 新人作品賞他全3部門ノミネート】
アメリカ・インディー映画の旗手として最近紹介された『ファースト・カウ』ケリー・ライカート監督の長編デビュー作。インディペン>>続きを読む
【第49回アカデミー賞 主演女優賞他全3部門ノミネート】
フランスで大ヒットを記録し、主演のマリー=クリスティーヌ・バローの出世作になった作品。セザール賞では助演女優賞(マリー=フランス・ピジェ)を受>>続きを読む
【第66回アカデミー賞 美術賞、衣装デザイン賞ノミネート】
ヴァージニア・ウルフの同名小説を映画化した作品で、サリー・ポッターの代表作として知られる。英国アカデミー賞でメイクアップ賞を受賞、ヨーロッパ>>続きを読む
【第29回アカデミー賞 主演女優賞他全4部門ノミネート】
『欲望という名の電車』の名匠エリア・カザン監督が再びテネシー・ウィリアムズの戯曲を映画化した作品。ゴールデングローブ賞では監督賞を受賞、アカデ>>続きを読む
【第13回カンヌ映画祭 女優賞】
マルグリット・デュラスの小説『モデラート・カンタービレ』を原作とし、彼女自身が脚本もてがけている作品。監督は舞台出身、『三文オペラ』などのピーター・ブルック。主演のジ>>続きを読む
【第35回アカデミー賞 歌曲賞受賞】
『ピンク・パンサー』や『ティファニーで朝食を』などコメディを得意としたブレイク・エドワーズ監督のシリアスドラマ。アカデミー賞では主演男優賞(ジャック・レモン)、主>>続きを読む
【第57回ヴェネツィア映画祭 金獅子賞】
『人生タクシー』ジャファル・パナヒ監督作品。ヴェネツィア映画祭では最高賞をはじめ6冠に輝いた。
やはりパナヒは素晴らしい。イランの女性たちが受ける苦難をリレ>>続きを読む
『ユマニテ』などの鬼才ブリュノ・デュモン監督作品。『プティ・カンカン』の続編。ロカルノ映画祭、サンセバスチャン映画祭に出品され、2018年カイエ・デュ・シネマ誌ベストテンでは第2位に選出された。
ブ>>続きを読む
アジアンドキュメンタリーズで無料公開されている。ガザの現状をパレスチナ側から描いたドキュメンタリー。
100%パレスチナの側に立った映画なので公平さには欠けるかもしれないが、現在進行形で進んでいるイ>>続きを読む
【第3回ヴェネツィア映画祭 外国映画大賞】
『仔鹿物語』クラレンス・ブラウン監督作品。ヴェネツィア映画祭ではムッソリーニ杯(外国映画大賞)を受賞した。同時受賞したイタリア映画はカルミネ・ガローネ監督の>>続きを読む
『罪の声』『花束みたいな恋をした』土井裕泰監督が同名ベストセラーを映画化した作品。有村架純の出世作としても知られている。
普段観ないジャンルだけど、ある事情で鑑賞。土井監督の演出の腕は確かだが、あま>>続きを読む
【第96回アカデミー賞 短編実写映画賞ショートリスト選出】
『グローリー 明日への行進』でキング牧師を演じたデヴィッド・オイェロウォが主演、製作をつとめた短編映画。
ある凄惨な事件の後、どう生きるか>>続きを読む
【1982年キネマ旬報日本映画ベストテン 第2位】
『十九歳の地図』柳町光男監督作品。毎日映画コンクールでは撮影賞、ブルーリボン賞では助演女優賞(山口美也子)などを受賞し、キネ旬日本ベストテンでは『蒲>>続きを読む
【第46回アカデミー賞 監督賞、主演男優賞ノミネート】
『ラストエンペラー』ベルナルド・ベルトルッチ監督作品。マーロン・ブランドを主演に迎えた官能ドラマ。アカデミー賞では監督賞と主演男優賞にノミネート>>続きを読む
インドのドキュメンタリー。現在も捜査中の一家殺害事件を扱った作品。
これは…野次馬的に消費してしまっていいものだろうか。現在も容疑者が拘留中である事件なだけに複雑な気分。
結局容疑者とされるジョリ>>続きを読む
『シービスケット』のゲイリー・ロス監督が同名ヤングアダルト小説を映画化した作品。アメリカでは歴代3位となる大ヒットを記録し、主演のジェニファー・ローレンスは一気にスターダムへ駆け上がった。
面白かっ>>続きを読む
【第15回アカデミー賞 作品賞他全4部門ノミネート】
『市民ケーン』オーソン・ウェルズ監督作品。ではあるが、オリジナルの131分から大幅にカットされており、カットされたフィルムは廃棄されたためもう二度>>続きを読む
【シッチェス映画祭2022 コンペティション部門出品】
メキシコのミッチェル・ガルサ・セルベラ監督作品。シッチェス映画祭コンペに出品され、メキシコ・アカデミー賞であるアリエル賞では17部門にノミネート>>続きを読む
【1999年キネマ旬報日本映画ベストテン 第7位】
北野武が『HANA-BI』に続き監督した作品。ジブリ作品などで知られる久石譲が音楽を手掛けた。カンヌ映画祭コンペに出品、国内ではキネ旬日本ベストテン>>続きを読む
【第34回アカデミー賞 美術賞、撮影賞受賞】
『オール・ザ・キングスメン』のロバート・ロッセン監督作品。アカデミー賞では作品賞他全8部門にノミネート、美術賞と撮影賞を受賞した。英国アカデミー賞では作品>>続きを読む
ラース・フォン・トリアーのテレビドラマ。『キングダムⅠ』の続編で、昨年正統続編となる『キングダム エクソダス』が公開された。
前作に引き続きの世界観。トリアーらしいゴア描写溢れる作品であるが、ほぼ何>>続きを読む
【2003年キネマ旬報日本映画ベストテン 第6位】
『秋津温泉』吉田喜重監督作品。第55回カンヌ映画祭では特別招待作品として上映された。
吉田監督はなんていうんだろう、あまりにお手本的すぎてどうして>>続きを読む
【2012年キネマ旬報外国映画ベストテン 第4位】
『枯れ葉』が公開中のアキ・カウリスマキ監督作品。カンヌ映画祭コンペに出品され、国際映画批評家協会賞を受賞した。
カウリスマキはそんなにハマっている>>続きを読む
【1976年キネマ旬報日本映画ベストテン 第4位】
山崎豊子の原作を、社会派映画の巨匠・山本薩夫監督が映画化した作品。当時まだ原作が連載中だったこともあり、前半のみの映画化となっている。キネ旬日本ベス>>続きを読む
【第72回ベルリン映画祭 監督賞】
『ガーゴイル』などの名匠クレール・ドゥニ監督作品。ジュリエット・ビノシュ、ヴァンサン・ランドンが主演をつとめている。
個人的には「なぜ評価されているのか分からない>>続きを読む
『プロミシング・ヤング・ウーマン』エメラルド・フェネル監督の新作。日本では劇場公開されず、アマプラでの独占配信となった。アカデミー賞ではロザムンド・パイクの助演女優賞や脚本賞に期待がかかる。
前作が>>続きを読む
【第96回アカデミー賞 長編ドキュメンタリー映画賞ショートリスト選出】
アメリカのミュージシャン、ジョン・バティステを追ったドキュメンタリー作品。批評家賞を快走、アカデミー賞最終選考にも残っている作品>>続きを読む
【第76回カンヌ映画祭 男優賞】
『パリ、テキサス』ヴィム・ヴェンダース監督が日本で撮った作品。役所広司を主演に迎え、交わされる言葉は日本語の完全日本映画。カンヌ映画祭コンペに出品され、男優賞を受賞し>>続きを読む
A24が手掛けたホラー作品。Youtubeから出てきたという監督、ダニー・フィリッポウとマイケル・フィリッポウの長編デビュー作。批評家からも絶賛されている。
面白かった。けど、期待値を上げすぎたのか>>続きを読む