笠智衆の詩吟に、同窓の面々が聞き惚れるシーンがとても切なくて感動しました。
どこの家庭もおしなべて親バカなのが大変面白い芝居で、独特のアングルとカット繋ぎの文法が決まっているせいか泣いたり喧嘩してい>>続きを読む
小五郎のおっちゃんが活躍するのはとてもカッコよくて好きなんですが、蘭姉ちゃんがあの状況下で貝殻メダルを取りに沈没船に戻るくだりと、コナン君がエスパー的勘を働かせる辺りが、どうにも強引な脚本だったなと思>>続きを読む
この作品は、舞台設定は違えど、宮崎駿の「もののけ姫」とほぼ同じプロットを持つ作品だと思います。もののけ姫公開の五年前に、人社会VS自然というプロットに、人間を許すことはできない、しかし中にはいい人もい>>続きを読む
ロシアの組織、新郎新婦、もちろん犯人もですが、ゲストキャラがみんな非常に魅力的で、とても楽しめました。
白鳥警部やおじゃる警部の例もありますし、今後も出てくるかもしれないですね。
公安、警察、ロシア組>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
工藤優作と黒羽盗一の関係は、私には後付けにしか思えませんでした。ONE PIECEのように上手い伏線として考えていたとは思えず、現実離れしてる世界ならいっそクローンだったほうがまだ面白かったんじゃない>>続きを読む
ラストでドラえもんが、
「じゃあみんな元気でね」と
どこでもドアに入るのは、本作が藤子・F・不二雄先生の遺作であると考えると、先生の、そして先生との、お別れのメッセージと捉えられます。
思えば、創生>>続きを読む
もったいない映画でした。
やりたいことはわかるのですが、場面描写ばかりが先行して、物語が繋がっていかないため、いまいち盛り上がりに欠けた印象でした。
ストーリーをしっかり作らなければ、意味がないという>>続きを読む
ドラえもん映画のなかで、最も心理的な恐怖を煽るホラー映画だと思います。
音楽の使い方がうまいのか、ファンシーに見える動物人間が、改めて不気味な異星人に感じてしまいました。
無意識や心の内側にジワジワと>>続きを読む
一昔前のこのような小品は、今では映画好きか出ている役者のファンでもない限り、滅多に振り返られない時代になったと思います。
ネットを開けば何でも面白く時間が潰せるし、誰もがスマホで動画撮影が出来るため>>続きを読む
令和の今、鬼太郎ワールドをここまで広げてきたのか…!という感動で胸がいっぱいです。
時代と共に妖怪は姿を変えるもの。この大前提があるからこそ、現代風に水木しげるの世界をアレンジしても、違和感が生まれ>>続きを読む
これは映画館の音響で見て正解でした。
こんなにゴジラを怖いと思ったのは久しぶりです。
ゴジラを隠れ蓑に舞台演劇や朝ドラを見ている感覚でした。そして、「戦争反対」「原爆反対」のプラカードを掲げてるかのよ>>続きを読む
丁寧に作っている印象の映画でした。
ジョン・カサヴェテスの「こわれゆく女」を思い出しました。
たぶんラストシーンの食卓を囲むのが一番の見せ場というか、この映画で一番やりたかったことなんじゃないかな。>>続きを読む
劇場版の戦いを彷彿とさせる展開でした。レオポンさんチーム、毎回カッコ良すぎます。
今まででいちばんエンタメに振り切ったバトルでした。軽さは気になりますが、戦車バトルをここまで面白く描けるのは圧巻の一言>>続きを読む
タイムスリップして、ありのままの彼と、当たり前の友だちになってあげたい。
ビョルンがいくら成功しても満たされず、空っぽだったのはそこに両親の不在、特に、支えたいと感じていた母親の喪失があったからに違>>続きを読む
冒頭で空に浮かびますが、そうは行くかと地続きの現実に引っ張り戻されました。行ったり来たりの繰り返しの中で、今まで出会ったどんな人も、自分の人生を形作るパズルの欠片であること、そして人生には浮き沈みがど>>続きを読む
小説は、文字の組み合わせによる芸術なんだ、と改めて思わされた作品でした。
窪田啓作氏の翻訳した小説版のすごさを改めて認識しました。
「今日、ママンが死んだ。」は、すごいインパクトで迫り、冒頭から読者の>>続きを読む
ひどいババアdis映画でした。おいちゃんもだんだんおばちゃんに対してババア呼びがひどくなるのが本当にひどい(笑)
旅館のババアから真実を告げられる辺りがまた皮肉が利いている。
今作の寅さんは、シリー>>続きを読む
こういう映画を見ると、男って生き物は、女とつがいになるために競争して、仕事して、成功しようとするのかな、と改めて思わされます。
どのような態度を示すことで、男女の信頼関係は続くのか?男のどのような態>>続きを読む
正直、いつも通りメガトロンにいじめられるスタースクリームに笑ったくらいでしょうか。
ジェットファイアも良いおじいちゃんキャラしてましたね。超生命体トランスフォーマーにも父親っていたんだ…と私はこの映>>続きを読む
アレッ!具が丸見えの映画!久しぶりに見ました~!(笑)
前に見たのは愛のコリーダとピアノ・レッスンだったかしら…あとエマニエル夫人くらい?
タイトルを直訳すると、"彼女の下の口"
彼女の本当の気持ち>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
最速上映でさっき見てきました。
プリキュアFのFは、Friendsであり、プリキュアFeelingだと思いました!!あとFun感謝祭。
来年も映画制作けって~い!プリキュアForever!!
私たち>>続きを読む
仲間が集まって、そしてそれぞれが覚悟を決めて散っていく様に鳥肌もんです。
(エリカだけは微妙ですが、最終章へのお楽しみ)
まさに西部劇、荒野の七人、誰かのために散っていく生きざま、という、クレヨンし>>続きを読む
ストーリーはぶっちゃけスピルバーグのE.T.そのまんまですので間違いなく面白いです。
ミニシアターや名画座でリバイバル上映をしているのがピッタリな雰囲気を持つ小品。私だけがその良さを知ってれば良い、>>続きを読む
ビースト覚醒に合わせて再見しました。
二作目で顔面剥いでやる!というオプティマスプライムの印象が強いですが、顔面破壊は今作のボーンクラッシャーとの戦いからでした(笑)
主人公カップルの進展と、バンブ>>続きを読む
個人の幸せって何だろうか?という点において、「普通の人々」や「テルマ&ルイーズ」と同じようなコンセプトを持つ映画だと思いました。
作品内でユペールもミュウミュウも、戦争の流れで望まぬ結婚をし、妻という>>続きを読む
極道の妻たち2の十朱幸代、3の三田佳子を見てる気持ちでした。岩下志麻は簡単に寝ませんし、弱音も吐きません。
いかんせんキャロルに主人公の品格や力強さを感じないというか…
愛して止まない娘がいるのに好き>>続きを読む
ギャグと音楽によるハズしが上手い名作ではないでしょうか。昼ドラを重たくさせないテンポの良さが魅力だと思いました。
ロビンソン夫人をホテルに呼んで初体験するまでのてんやわんや、エレインとの初デートと仲直>>続きを読む
現実に戻るために足の匂いを嗅ぎますが、あの足の臭さは家族のために汗水垂らして歩いて働くひろしの、現実を生きている証という作りが良かったです。
「親にもらった足があんだろ!」と走り、みさえにも「母ちゃん>>続きを読む
何か食べたくなる映画です。
実はアクション映画でもありホラーの要素もありと、一度で色々味わえる美味しい映画だと思いました。
ヘレンとサリバンの戦いこそハイライトで、あくまで演技上ではありますが、役を越>>続きを読む
後世のSF映画へのアイデアが詰まったカラクリ箱といった印象です。
庵野秀明や藤子・F・不二雄のSFや、ウルトラQ~ウルトラセブンなど、奇妙な物語が好きな皆に、割と元ネタはここに詰まってますよ、と勧め>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
あの塔をスタジオジブリと捉えるなら、アニメ制作の現場とは、この社会における異世界そのものなのでしょう。
友だちとは創作のこと。大叔父が宮崎駿とすれば、インコたちはアニメを待ち望むファンたちかと思いま>>続きを読む
オトナプリキュアに再登場ということで、再見しました。
OPテーマ中にアニメ本編が流れるのはプリキュア映画では今作が初めてだったかと思います。
短い尺だからこそ無駄がなく、テンポ良く観やすい作品に仕上が>>続きを読む
一作目はまだ全然、ちゃんとパトレイバーしてたと思いました。
今作は他人のふんどしで相撲を取っただけでした。言いたいことはわかりますし、まだまだ言いたいことはあるんだろうという押井守の哲学は伝わってきま>>続きを読む
コナンのことをよくわかっている人が作ったんだろうな、と思わせてくれました。
ウソを気持ちよく、カッコよく、突き詰めて描けるのは、コナン映画がこれまで積み重ねてきた歴史があればこそであり、視聴者が求め>>続きを読む
キャラクターはみな、この映画脚本の役割のために登場するだけで、その中に生きているキャラクターはいませんでした。
アンナはあの体験を経て、本当に成長できたのでしょうか?また、最後にマーニーについてのネタ>>続きを読む
宮崎駿「ぼくはオタクじゃありません」からの、
宮崎駿「ふわーん」
庵野秀明「結構上昇可です」
このやりとり本当に愛おしい。好きです。
編集に悪意は感じますが、愛のある師弟関係に爆笑しました。
パクさ>>続きを読む