でぐっちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

でぐっちゃん

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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

3.0

やんちゃ少年のトトがアルフレードとの出会いを通じて、映画はもちろん、映画よりも大切な恋愛や人生について学んでいく

アルフレードはトトの可能性を信じて敢えて島から出るよう諭し、トトも恩返しをするように
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闇の列車、光の旅(2009年製作の映画)

3.0

ホンジュラスの少女とメキシコギャングの青年が希望を求めアメリカを目指すロードムービー

元々は電車でホンジュラス移民からカツアゲするのがカスペルの目的だったんだけど、彼の優しさがいい意味でも悪い意味で
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時をかける少女(2006年製作の映画)

3.0

自由にタイムリープできたとしても、そのせいで狂う歯車もあるし、恋愛も後悔も思い出もやり直せないから心に残るし、今を一生懸命生きようというメッセージが強いなと思った

ストーリーはいいんだけど、仲里依紗
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タイタニック(1997年製作の映画)

4.0

前半はラブストーリー、後半はホラーと全く異なる顔を持つ言わずと知れたディカプリオの出世作

テンポの良さ、階級違いの恋愛、後半部分のスケール、そしてクライマックスなど万人受けする展開が3時間フルコース
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サウルの息子(2015年製作の映画)

1.0

主人公に寄りすぎているカメラワーク
ボヤける背景(そもそも地下が舞台なことが多くて暗い)
終始ラビ探し

酔うし飽きるし、主人公の単なるエゴにしか映らなかった。
息子を埋葬したい気持ちはわかるけど、監
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ソラニン(2010年製作の映画)

2.0

社会不適合者の若者たちが好きなことをしながら社会に適応しようとする中で生じる葛藤を描いている

アウトローな生き方はとても共感できる反面、優柔不断で方向もなく現実逃避している種田に終始イライラしてしま
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天気の子(2019年製作の映画)

3.0

恋は盲目。まさにそれを現したストーリーで、片思いの直向きさが今作でも美しく描かれている

映像も音楽もこの上ないくらい美しく、 作品をよりキレイにしてくれている

だからこそヒロインにもっとフォーカス
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.0

戦時中の日常、広島の呉というありがちな設定から少しピントをずらしたのが絶妙だった

すずさんの天然キャラにはイラッと来てたけど、気づいたら慣れたし、義姉も同じタイミングで慣れてて悪目立ちしなかった
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パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)

4.0

幼少期の経験は人格形成に大きな影響を与えるのだなーとしみじみ感じた作品
いつか息子ができたらいろんなことを経験させてあげたい

ワイルドな対応になることもしばしばあるが、ブッチからは子どもや家族に対す
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ローン・サバイバー(2013年製作の映画)

3.0

ブラックホークダウンみたいに完全アウェイで戦争するお話ではあるが、この作品の敵は地の利を活かして山岳地帯をじわじわと詰め寄ってくる

拘束した現地人をどうすべきか迷うシーンはリアルだし、パシュトゥーン
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サーミの血(2016年製作の映画)

2.0

1930年代のスウェーデン(ラップランド)における民族問題を描いた作品
現状打破を試みるものの、八方塞がりになってしまうエレマリャが不憫

そんなテーマだけに暗くて重い
ニクラスが急に塩対応になるのが
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となりのトトロ(1988年製作の映画)

3.0

前半のほのぼの感から後半はガラッと話が変わり、子どもが行方不明になるシリアスな展開になる
終わりも無理くり感あるし、都市伝説が生まれるのも納得

しかし、ターゲットが子どもであることを考えると色々考察
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ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003年製作の映画)

5.0

旅が完結するシリーズ最終作
完成度が他の群を抜く名作

心身共に限界が来てるフロドや決死の覚悟で敵をおびき寄せるアラゴルン一行など、とてもスリリングなクライマックスを向かえる

敵の援軍を壊滅させたう
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ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002年製作の映画)

4.0

ストーリーも進んでおり、1ほど新規の登場人物もいないため続けて観ると見やすさを感じる
と同時にアクションシーンやギャグシーンも増え、より大衆向けになっているとも言える

最後のヘルム峡谷防衛シーンは大
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ロード・オブ・ザ・リング(2001年製作の映画)

3.0

3部作の最初ということもあり、旅に出るまでの描写にも時間をかけているのだけど、初見だと理解難しいしリピートだと早く旅に出ないかなと退屈に思えてしまう

登場人物も、話し合いのシーンも多いので途中眠くな
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ブラックホーク・ダウン(2001年製作の映画)

3.0

楽観視していた作戦がヘリの墜落によって状況がガラッと変わる
完全アウェイの中、ひしひしと迫り来る絶望感が戦闘描写を通して描かれている

150分あるのだからもう少しソマリア側の描写を増やしてほしかった
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コクリコ坂から(2011年製作の映画)

3.0

カルチェラタンの存続を巡る活動の中で海と俊が恋に落ちていく物語
ストーリーは単調だが、恋模様含めてシンプルに描かれている
当時の高校生の情熱と勢いなら、シンプルで全然問題ないのかもしれない

ヒロイン
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四月の永い夢(2017年製作の映画)

4.0

手拭い、初海の部屋、蕎麦屋、夏祭りなど登場する物が昭和な感じがする
初海の過去をスパッとリセットできない感じやちょっと控えめな役どころなど、邦画っぽいなーと思った

初海の責任感の強さと朝倉あきの透明
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モーターサイクル・ダイアリーズ(2004年製作の映画)

2.0

旅を通してゲバラの人生観が変わっていくお話なんだけど、ジャケットからは考えられないくらい哀愁に満ちた終わりをするのが驚きだった

途中からバイクじゃなくなるけど、いつの時代も旅をして出会える一期一会っ
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魔女の宅急便(1989年製作の映画)

3.0

おてんばで不器用な魔女のキキが新しい街で苦楽を味わいながら成長していくほっこりアニメ

キキやパン屋のご夫婦、ジジにも新しい出会いや家族が増え、エンディングのやさしさに包まれたならが温かく心にしみる
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

4.0

埼玉をネタにしつつもしっかりと郷土愛というリスペクトを感じられる作品

通行手形や与野の立ち位置、所沢や春日部の辺境っぷりといい休むことなくネタがでてくるのも見ていて痛快

解説が追い付かないので埼玉
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.0

思ってた作品となんか違った
けれども彼ら3人のバックグラウンドとヨーロッパでのはしゃぎっぷりを知らないと内容は薄くなってしまっていただろう

テロリスト側の描写やシーン構成はイーストウッドっぽいとでも
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ハートストーン(2016年製作の映画)

3.0

くすぐったいような初々しい恋模様とそれを写し出すアイスランドの風景の美しさが印象的で、出演してる女の子たちの可愛さも加わり非常に透き通った印象を受ける

ただ、ストーリーとしてはそこまで珍しいものでも
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ナチス第三の男(2017年製作の映画)

1.0

全部英語の為敵味方がわからず、ハイドリヒと暗殺どちらに焦点を当ててるのかもわからず、ハイドリヒが作った精鋭部隊はチェコ人数人にボコボコにされ……

前半で描いたものを後半で全て打ち消し、終わる頃には何
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リンカーン(2012年製作の映画)

1.0

暗い屋内でおっさん達が政治について150分語り合うという催眠術みたいな映画

半生や演説、暗殺もカットでリンカーンというタイトルにすべきだったのか疑問
キャストもおっさんばかりで誰が賛成派・反対派かも
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僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

4.0

犬の知能は3歳児程度と言われているから、ナレーションの声が思いっきりおっさんなのは違和感があった
吹き替えで見てもいいかもしれない

作品自体は犬の健気さと、人との信頼関係が描かれていてとってもハート
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

4.0

アクションシーンのリアリティーと残酷さ、帰国後の心理状態、平穏な日々を望む妻とバランスよく丁寧に描写されている

それだけにラストのぶつ切り感が目立ってしまった印象。あと20分追加してでも描きあげてほ
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15歳、アルマの恋愛妄想(2011年製作の映画)

3.0

時間も短く、映画というよりドラマみたいな印象
想像力豊かなアルマやノルウェーの田舎描写、エンディングなどもっと評価されてもいい(3評価だけど)

よくも悪くも15歳らしいテーマなので、観る人を選ぶ作品
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ソ満国境 15歳の夏(2015年製作の映画)

2.0

ソ連や満州を舞台にした作品はあまりないためか、震災と戦争をリンクさせてもあまり無理やりな感じはしなかった

ストーリーも友情・試練・恋愛・歴史など様々なジャンルを取り入れており、それを90分にうまく収
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

2.0

深く重いテーマであり、映画のテーマからしても盛り上がることもなく、長く暗い印象

信仰と現実の狭間で葛藤するロドリゴの様子が丁寧に描かれている一方で、村人の迫害のされかたがとってもシンプルだった

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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.0

音楽がとにかく素晴らしかった
誰かのレビューであったような、Queenのライブを観ているような感じだった

ストーリーについてはどのような構成にしても必ず賛否は別れたと思う
世代ではないのでライブエイ
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.0

大人の事情で引き裂かれた純愛が、時を経て再会することで呼び戻されるとってもピュアなラブストーリー

ストーリーもシンプルでハッピーエンドでもあったんだけど、認知症のくだりがインパクト強く悪目立ちしてし
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インターンシップ(2013年製作の映画)

4.0

ITに疎いおじさん達が天才大学生たちに混じって奮闘してGoogleの内定をもらうコメディ

おじさん達が経験や情熱を、若者達がトレンドやアイディアをお互い分けあってみんな成長していく姿が見ていて爽快
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.0

アメリカにありがちなサクセスストーリーのお話
しかし完全な悪役がいるわけでもなく、主人公が見失っていた大事なことを教えてくれる存在でもある

ラスト盛り上がるかなって思ってたところで迎えるラストはそれ
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

5.0

上映時間、ストーリー、登場人物のキャラクターなどどこにも減点要素のない完璧な名作だった

マチルダの可愛さとレオンの渋さもさることながら、ゲイリーオールドマン(役名忘れた)のちょっとトチ狂ってる役柄も
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

5.0

タイムスリップしたヒトラーがインスタでネタにされたりネオナチを論破したりと駆け回るコメディ

時折風刺が効かせていて、笑いだけでなく考えさせられる一面もあるのが面白い

やたらガタイがいいのは気になっ
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