kazataさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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グローリーデイ(2016年製作の映画)

3.0

ドラマ『恋するダイアリー』でのナイスキャラが良かったキム・ヒチャンくん繋がりで本作をウォッチしたら……理不尽&不条理系物語で、見終わっても全く心が晴れない青春映画でした。
(先日見たフランス映画『ハイ
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白頭山大噴火(2019年製作の映画)

3.0

日本でも公開予定のイ・ビョンホン×ハ・ジョンウW主演のパニック映画をウォッチしましたが……『アルマゲドン』的ノリで突っ走る系のリアリティラインがガバガバの一大スペクタクル映画でした!
(くれぐれも"本
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赤い玉、(2015年製作の映画)

2.0

肉食系ヤリチン老人が赤玉が出そうになったら童貞心に還るって感じのヤツ。

自虐ネタとなっている分、説教臭い老害映画として切り捨てたくはならないのがせめてもの救いかな……
でも、自分が本作の映画プロデュ
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ハイエナたちの報酬 絶望の一夜(2017年製作の映画)

2.5

昨年末に『燃ゆる女の肖像』を見て、アデル・エネルが大好き映画『クロエの棲む夢』のクロエちゃんだったこと&フランス映画祭で来日した時の舞台挨拶を生で見たことを思い出して懐かしくなったので……同作品のジョ>>続きを読む

人妻セカンドバージン 私を襲って下さい(2013年製作の映画)

4.0

城定秀夫監督のデビュー作『押入れ(味見したい人妻たち)』を見たかったんだけども、同じテイストのピンク映画の本作が配信でサクッと見られる状況だったのでウォッチ……なるほど、ヒッチコック監督の『裏窓』を思>>続きを読む

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.5

同じ沼田まほかる原作の『ユリゴコロ』は劇場鑑賞したのに、本作はずっと見逃しっ放しだったのでようやくウォッチ……いや〜、全員悪人じゃなくて全員クズでしたね(笑)

宣伝文句になっていた「共感度0%」なの
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わたしたちの家(2018年製作の映画)

4.0

『わたしたち』が素晴らしかったので、ユン・ガウン監督作を続けてウォッチ……これまた感動的な少女の成長物語でした!
(『A Boy and Sungreen』のアン・ジュヨン監督に続いて、また一人追いか
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わたしたち(2016年製作の映画)

5.0

なるほど、これは確かに是枝監督が絶賛しそうな子ども映画だわ……ってことは是枝監督作品が好きな自分も大満足な一作でした!

女性監督が描く小学生女子だからこそのリアリティの凄さはもとより、手元の描写で心
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Going South(英題)(2012年製作の映画)

4.5

『夜間飛行』が大傑作だったのでイソン・ヒル監督の過去作を鑑賞レビュー。

(予告編公式↓)
https://youtu.be/HhzL0OBUQzs

兵役中の休暇で先輩に会いにきたギテが、休暇終わり
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先に愛した人(2018年製作の映画)

3.5

昨年末に見たNetflixオリジナルの台湾BL映画『君の心に刻んだ名前』がまぁまぁな印象だったので、同じくNetflixオリジナルで先に作られていたLGBTQ関連作をウォッチ……小粒ながらも家族の再生>>続きを読む

ミナリ(2020年製作の映画)

4.0

ノリに乗ってるA24&ブラッド・ピットのPLAN Bの「『パラサイト』の次はコレだ!」な賞レース狙いの話題作(?)を日本公開前にいち早くウォッチ……地味で小粒な物語ながらも評判通りのいい映画でした!>>続きを読む

君の誕生日(2018年製作の映画)

3.0

昨年末から自分の中で韓国映画&ドラマ熱が高まってしまって、俳優やら監督やらで数珠繋ぎ的に作品を追っかけたりしてるんですけど……その流れでユン・チャニョンくんと『A Boy and Sungreen』の>>続きを読む

ああ、ラモーナ!(2019年製作の映画)

2.5

久々にバカ映画を見たくなったので、Netflixオリジナルの(ルーマニア映画なのに全編英語という)童貞映画をウォッチ。

("アメパイ"好きとしてはIMDbでの本作の評価がすこぶる低かろうが)それなり
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.5

コロナ禍で日本も感染列島化してしまった今、「新年一発目に見るべき映画はコレ一択!」と言うわけで気合を入れて鑑賞。
(2020年のマイベスト映画がなんだかんだで結局『パラサイト』だったし、年末〜年始にか
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.5

2020年の締め映画は各所で大絶賛されている本作をウォッチ!……女性讃歌の同時代的な作品で期待通りに素晴らしい一作でした。

『水の中のつぼみ』や『トムボーイ』は何度か見ようと思ったことはあったけど結
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クロエの棲む夢(2002年製作の映画)

4.5

『燃ゆる女の肖像』のアデル・エネルが本作のクロエちゃんだったことがわかって嬉しくなって便乗レビュー!

大好きな映画(けっこう悲惨な話だったはず…)なんだけど、如何せん日本での一般公開無し&DVD未発
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透明人間(2019年製作の映画)

4.5

これまた劇場公開時に見逃してしまった本作を、年内ギリギリ滑り込みウォッチ!……メタ的な映画で楽しかったですね。

映画内世界のキャラクターにとってはカメラ=観客の視点こそがまさに"透明人間"なわけで、
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レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

4.5

今年のアカデミー賞(国際長編映画賞)ノミネート等で話題となった本作を何とか滑り込みウォッチ!……これまた同時代的な作品で、移民問題の難しさや根深さについて考えさせられる社会派映画でした。

どの立場の
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

4.0

ウディ・アレン流のシニカル・コメディをたっぷり堪能できました!
いや〜、相変わらず嫌味ったらしいキャラと語り口で、そしていかにも映画的なロマンチックさに溢れていて、終始ニヤニヤしながら楽しむことができ
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海辺の映画館―キネマの玉手箱(2019年製作の映画)

5.0

(悲しいことだけど…)もし閉館する映画館があるなら、ラスト興行は大林宣彦監督特集をやってフィナーレに本作を上映するべき!

ということで、大林監督のラストメッセージが(文字通り)爆発している本作をウォ
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あの日、兄貴が灯した光(2016年製作の映画)

3.5

『スウィング・キッズ』からのド・ギョンス(D.O.)くん繋がりで、韓国お得意の兄弟モノが見たくなって本作をウォッチ……冗長過ぎて序盤はなかなか乗れなかったけど、(お決まりの"感動お涙頂戴"展開が炸裂す>>続きを読む

スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

5.0

はい、最高!
本年度の"映画館で見逃して後悔したランキング第1位"です!!
本作の、レビューを書くときに、キーをタップするのが、自然とリズミカルになってしまって、タイプミスが増えて、困ってしまいますね
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Family Affair(英題)(2019年製作の映画)

3.5

『移ろう季節の中で』からのイ・ドンウン監督祭の締めとして、これまた釜山国際映画祭出品の最新作をウォッチ……今回は母と子どもたち=家族の物語としてより語り口が広がった作品でした。

予告編↓
https
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はちどり(2018年製作の映画)

4.0

とても評判が良かったので期待値高めでウォッチ……これは、是枝監督やエドワード・ヤン監督作が好きな人には刺さる映画なんじゃないでしょうか!
(ってことで僕の心にも刺さりました…)

少女ウニが直面する出
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.5

"ジェンダー"がテーマな作品に弱いので、見る前から「絶対泣くって…」と覚悟を決めてウォッチしたら……はい、やっぱり涙が溢れてしまいました。
(本作と『タリーと私の秘密の時間』は高校卒業までに見ておくべ
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あなたの頼み(2017年製作の映画)

3.0

『移ろう季節の中で』がとっても優しくて心地良かったので、イ・ドンウン監督祭開催!につき前作に続いて釜山国際映画祭出品の本作をウォッチ……これまた母と息子についての感動的で興味深い作品でした。

予告編
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ビューティフルデイズ(2018年製作の映画)

2.5

『A Boy and Sungreen』でいい味出してた(横浜DeNAベイスターズの佐野選手似の)ソ・ヒョヌさんの別作品が見たくなったんで本作をウォッチ……幼い頃に別れた母を探す息子のハートウォーミン>>続きを読む

残酷な怪物(2016年製作の映画)

2.0

イ・ウォングン祭第3弾!
日本未公開&初レビューと言うことで気合いを入れて臨みましたが……微妙!

予告編↓
https://youtu.be/dLi_GhMsglo

高校生のいじめ問題がテーマ(最
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移ろう季節の中で(2018年製作の映画)

4.5

イ・ウォングン祭第2弾!
とっても静かで淡々系映画だけども……感動しました!
(自分がもし20歳前後の息子を持つ母だったら大号泣してたんじゃないかな)

予告編↓
https://youtu.be/O
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THE NET 網に囚われた男(2016年製作の映画)

3.5

気づけば2020年も終わりに近づいてきた今日この頃。
今年見た映画のレビューは今年のうちになんとか……ってことで、未レビュー作品をまとめて放出!

(いろいろ問題があった人だけども…)キム・ギドク監督
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A Boy and Sungreen(英題)(2018年製作の映画)

5.0

韓国版『小さな恋のメロディ』かな?と期待してウォッチしたら……予想外にハートウォーミングな友情最高映画&擬似家族(義兄弟)モノ&思春期男子の成長譚となっていて、おまけに映画愛炸裂展開まで重なったりする>>続きを読む

花蓮の夏(2006年製作の映画)

5.0

『君の心に刻んだ名前』が個人的に物足りなかったので、台湾BL映画の金字塔的作品(?)な本作をウォッチしましたが……『君の心に〜』が本作を意識して作られていることがよくわかったと言うか、「結構まんま同じ>>続きを読む

君の心に刻んだ名前(2020年製作の映画)

3.0

明らかに『君の名前で僕を呼んで』を意識してるタイトル(笑)……ってことで、同性愛が社会的にタブーだった1980年代後半の台湾での男子高校生の秘められた初恋BL映画をウォッチ。

う〜む、予告編のルック
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サイモン&タダタカシ(2017年製作の映画)

2.0

近年のPFFのスカラシップ作品ってなんでこうも面白くないんだろう……最後に面白いと思えたのは石井裕也監督の『川の底からこんにちは』かな。
(ぴあの名誉のために言えば、それ以前は結構面白い作品揃いの印象
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あるメイドの秘密(2020年製作の映画)

2.0

いきなり別映画の話で恐縮ですが…
ロシアの童貞青春映画『14+』(2015)が大好きなんですけど、タイ映画で『15+ Coming of Age』(2017)ってのがあったから見てみたんですが、、、こ
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チョコレート・ファイター(2008年製作の映画)

3.5

最近見たタイ映画『Dew』や『呪いのキス』がけっこう面白かったので、同じくチューキアット脚本作の中では日本で一番有名だと思う本作をウォッチ……格闘アクション映画にリアル・ファイトを求めたい派の方は必見>>続きを読む