J.ブラックの笑いはあまり得意ではない。
陽気にテキトーにやっているのに、なんか全てうまくいくのは納得し難いからだと思う。
カタルシスへの盛り上げ方も、軽くて今一つ力が入らない。
でもポーのキャラは>>続きを読む
曲芸のようなアクションではなく、実際コンタクトしてそうな、UFC風打突系格闘技アクション。
試合直前にExから娘についての最後通牒を喰らって、慌てて試合を放棄し娘の誕生日に向かうも、パウルの知り合い>>続きを読む
肉食草食動物の共存と本能回帰というプロットは、奇しくも同年スタートのBeastersと被るが、後者の方がそのディテールにおいてリアリティがある。
対象年齢が低ければ当然、血生臭いのは御法度だし、如何>>続きを読む
ポーの出生の謎に迫る第二弾。
アクションシーンはより派手になり、内なる平和を見出し、過去より今の自分が大事だと諭しながら、孔雀明王の例にもある通り、本来善の象徴であるはずの孔雀シェン大老を何故か圧殺>>続きを読む
マリオと同じ横スクロールのアクションゲーム、ソニック・ザ・ヘッジホッグ。
最大の特徴はやはりそのスピードだろう。
ヘッジホッグ自体はNZにいたときよく見かけた。
よく車に轢かれていたりして可哀想だっ>>続きを読む
静香ちゃんのキャラクター造型は、殆どマリア様かマザーテレサじゃないだろうか?
というかマテリアリズム全盛の今日において、ほぼ最重要絶滅危惧種か、異世界アニメ級のファンタジーである。
平安時代の静御前>>続きを読む
原作は未読。
映画の出来についての評判は概ね不評だが、[地獄の黙示録]以前の‘70年台のfictionalな戦争映画って、大体こんな感じじゃなかっただろうか?
荒唐無稽なIfと大量の火薬とヒロイッ>>続きを読む
大正時代といえば、デモクラシーが開花した時代だと認識されている。
その一方で明治以後、キャピタリズムが台頭して富が偏在し、そのカウンターとして社会主義がプロレタリアート思想を産んだ。
その急進派が>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
スラッシャー(というかStabber?)映画の、調子に乗った若者がさくさく殺される以外のお約束を悉く小馬鹿にし、好評を博したシリーズ第6作目。
テンプレを破壊し尽くしたその先に、一体何が残るのか?に>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
あの《エルム街の悪夢》の二年後の作品とは思えない程、少々荒い脚本/演出、低予算のジュブナイル作品だが、ポールの天才による人格の欠落部分や異常性は正にフランケンシュタインだし、未成熟の15歳で飛び級大学>>続きを読む
Richard regarded solitude something sacred..
私が観た中で、断トツにヒラメが可哀想な映画だった。
リチャードが抱えている孤独はあまり共感が出来る類のもの>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
第二次世界大戦、オランダ、ユダヤで連想されるのは、アンネの日記ぐらいしかない。
後はブロンド女性歌手でユダヤ悲運関連と言えば、【リリーマルレーン】だろうか?
いずれにせよ私の第二次世界大戦下のオラ>>続きを読む
私が初めてパンダを見たのは、中国四川省の成都動物園だったと記憶している。
日本ではあれだけ人気者なのに、そのパンダは見物客が私だけで、地元の人たちからは余り特別興味を示されていなかったので、実にのんび>>続きを読む
『覚悟はいいか』
サムネポスターのコピーライトを見て、性懲りも無く観てみた。
すみません。
覚悟、全然出来てませんでした。
このシリーズは人気シリーズだそうだが、間違いなくメインターゲットはローテ>>続きを読む
それももしかしたらボケの一種なのかも知れないが、何故¡Tres amigos!ではないのだろうか?
‘70-’80の黎明期且つ絶頂期だったSaturday Night Liveの人気者三人が主演のコ>>続きを読む
己の不明を恥じ入るばかりだが、てっきりMonty Python関連の映画だと思っていた。
イギリスだし、社会派コメディだし。
鉄工所の閉鎖に伴い失業者が溢れ返った街で、Chippendalesの若>>続きを読む
I’m strong to the finich
Cause I eats me spinach
I’m Popeye the sailor man
Po pow♪
何故ポパイの前腕筋/腓腹筋は異常>>続きを読む
貴族社会で独裁国家なのに、帝政では無く大統領制のパネム。民主主義?
あゝきっと選挙権が貴族階級にしかないのかも知れない。
おっさんになった今、私は殆どプロスポーツに興味が無い。
それぞれの選手やチ>>続きを読む
Psycho Killer
Qu'est-ce que c'est?
これはジュリアチャイルドの自叙伝記にジュディの日常がエッセンスとして組み込まれていると解釈出来る。
裕福な家庭で育った、188>>続きを読む
地球の核が停止して磁場が不安定になり、地表で異常事態が頻発する。
アイデアとしては、新しいし面白い。
単純にゾンビが発生するわけでは無く、その原因を突き止め、提示される解決策が見所なわけだが、地殻>>続きを読む
生き馬の目を抜く業界で、薄ぼんやりだが、真面目に見えるA.アーキンが最後全て持っていくのかと思ったら、そういった規定のどんでん返しを期待するような映画では無かった。
これは不動産ブローカー事務所で展>>続きを読む
申し訳ないが、塚本晋也監督本人と田口トモロヲさんを長い間混同していた。
鉄男のパンクな作風とバチカブリのイメージが、まさにバチ被り。
ミニシアター映画の監督は商業映画監督に比べ、バジェットが小さい分>>続きを読む
味覚ってなんだろうと思う。
それぞれ育った土壌の上に確立し、DNAに刻み込まれた嗜好であって、それ以上では無いのではないか?
日本人が味噌や醤油から逃れられない様に、アメリカ人もケチャップやマスター>>続きを読む
“Buonasera”
王様のレストランを想起させるエピソードを小皿でテーブルに並べ、それを女主人の視点でグラデーションの様に俯瞰する108分。
三谷幸喜さんを彷彿させるのは、1シチュエーションで>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
Life is journey,not a destination
いつも思うがフランス人が羨ましいと思うのは、自分の欲望に忠実で刹那的だとも思うが、例え抜き差しならなくなっても、何とか切り抜ける>>続きを読む
考古学者役はいつも通りのジャッキーだが、
蒙毅将軍の甲冑姿でやたら真面目で役目に忠実な様子が、あまりに不似合いで逆に可笑しい。
ゴキブリホイホイコンベアアクションは、面白くてアイデアとしても優れてい>>続きを読む
機内でのアクションは、もう殆どインディジョーンズ、勢い余ってもう大統領になっちゃった編。
昔Museum of Flightというシアトル郊外にある博物館で、ナカジマレプロの隼やコンコルドなどと並ん>>続きを読む
このバカの意味合いが示す“愚直一徹”は、“夢中”と同じく羨ましい響きがある。
しかし時の流れは冷徹に、全ての伝統の衰退を余儀無くさせる。
陶器、白磁器、ジュラルミン、ステンレス合金、プラ食器etc>>続きを読む
昭和後期の作品の雰囲気を壊さず、違和感無くアップデートするのに苦慮した後が見られる。
コスプレイベント、スマホ、SNS時代に駅の掲示板やエロDVDやモッコリなどの下ネタ。
北条司さんの作品は、その>>続きを読む
『中井貴一さんは、佐田啓二さんの息子』と呼ぶ人は、最早いないのじゃ無いだろうか?
その出演本数でも遥かに凌駕している。
二十歳そこそこでデビューして、以来ずっと一線で活躍し、今だに主役を張っている。>>続きを読む
時速48キロで侵攻するエデンの種。
ネバダ州なら砂漠だし、強制的に緑化出来るなら、インフラが多少破壊されてもその価値はある。
抗毒素の土で境界線を選定すれば、緑化の後やがては肥沃な大地になるだろう。>>続きを読む
それまでもあった様だが、走るゾンビを鮮烈に認知したのは、【28日後...】だった気がする。
あれをゾンビと規定して良いのかは疑問だが、走る事で命懸けの鬼ごっこ要素が加わった。
ロメロゾンビは力の衰え>>続きを読む
Mooseは鹿科の最大種で最大700キロにもなる。
別名twig eaterで冬でも食物を求めて然程移動する必要が無く、走るのはあまり得意では無いが、泳ぎも上手。
深刻度の低い絶滅危惧種らしいが、実>>続きを読む
‘89初出から35年。
’95のGhost in the shellがセンセーショナルだったのは、押井守監督のめんどくさいこだわりと、士郎正宗氏によるまるで未来を見てきたかの様な世界観とそのDetai>>続きを読む
間違い無く近年では最高位のオリジナルアニメだったが、そのおさらい版。
インタビュー形式で事の成り行きを辿って行く。
タクシーだから基本、裏や夜や虚業の世界の闇と社会の底辺を蠢く人々の群像劇に、女子高>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
序盤10分でどんな話かは大体想像がつくが、その流れがなんとも小気味良い。
30万ドルの銀行強盗逃亡犯にしては、結構間抜けで雑貨屋の親父や、エホバのお婆さんにも良い様にあしらわれる。
John Jon>>続きを読む