tomoさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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Whiplash(原題)(2013年製作の映画)

3.6

みなさんご指摘の通り、本編を知ってから観ると「そこで終わり!?」感が凄い。でもこの短い尺でパワハラ感をえげつないほど表現できてて、この時点で既に役のイメージなど全部固まってたんだろうな。いやー相変わら>>続きを読む

アントマン(2015年製作の映画)

3.6

すごく印象に残る感じではないが、一度道を踏み外した者の再起、父と娘の相剋と絆、道を分かった師弟、ハズレ者同士の友情といった典型的な題材を適度なコミカルさとスピード感で綺麗にまとめていてそこそこ面白く観>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.7

ゲームもそんなにやりこんだ記憶がない程度のニワカでも、横スクロールの再現始めちょっと嬉しくなる演出が多くて気楽に楽しめた。90分程度で飽きる前にあっという間に終わるのもちょうどいい感じ。
囚われの身に
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.3

オールスター総出演感とか、初代へのオマージュとかが感じられて、ファンにとっては嬉しい要素が多いのかもしれないけど、ストーリーはちょっとご都合展開が多くてあんまり楽しめなかった。攫われたり潜入したり裏切>>続きを読む

スカイスクレイパー(2018年製作の映画)

3.0

そうはならんやろ〜というツッコミ所しかないが、視聴者が期待してたのは大体こんなもんだと思うのでヨシ!
香港には高層ビルがいっぱいあるのでてっきり実在のビルを舞台にするのかと思いきや、既存の香港最高峰ビ
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

2.9

つまらないわけじゃないけど、それは原作がそこそこ面白いからであって、映画ならではの良さは特に感じない。原作が有名だからこそ割り引いて見てしまっているところもあるかもしれないが、原作モノの宿命だからそこ>>続きを読む

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.2

怖くはないね。びっくり箱的な驚きもまあそんなに。どっちかというと少年少女の友情とか仄かな恋とかが非日常の仲で進展していく様を楽しむ映画ですな。
子供達は結構人数多いけどみんなキャラが立ってて視聴者それ
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I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

3.8

障害者に子供作るなとか軽く言っちゃう人もいるけどさ、生き物なら繁殖するのは自然なことだし、子育てができるかどうかは周りの環境次第だし、一見卒のなさそうな家庭だって子供を育てられないこともあるし、健常者>>続きを読む

CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

いつどこで起きてもおかしくない日常的な会話やちょっとした気まずさやすれ違いが哀しい結末に繋がってしまう。日常と地続きで奈落の底に突き落とされる唐突感、呆気なさ。必死で日常を取り戻そう取り繕うとする人々>>続きを読む

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

3.6

面白くないわけじゃないんだけど、慣れのせいか、初っ端から主要メンバーが集まった戦闘シーンから始まるせいか、初代アベンジャーズほどヒーロー集結!感がなくちょっと盛り上がりに欠ける。やっぱりバラバラなヒー>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

MCUシリーズを通しで見るチャレンジ中に初めて視聴。予備知識ゼロ、シリーズ全作というノルマがないと見ようと思わなかったタイプの映画だが、良い意味で予想を裏切り面白かった。
キャラクター紹介でどうしても
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インファナル・アフェアIII 終極無間(2003年製作の映画)

2.6

スパイの業と悲哀を描く三部作の完結編。一作目はとても良かったが、あれで終わりでもいいんじゃない?という終わり方だったので、2作目どう続けるんだと疑問に思いながら見たら、1作目を見ている人だけに向けた背>>続きを読む

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.9

荒唐無稽この上ないが、とにかくサクッとスッキリしようぜ!という目的が明確な映画なので、そうそうこういうのでいいんだよ、と言いたい。
視聴直後でも特に語ることがないくらいだが笑、敢えて言うなら、荒唐無稽
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RRR(2022年製作の映画)

4.2

評判通り、とても面白い映画を見たなと満足する3時間。全編目まぐるしくて、長尺でも長いと感じることはないんだけど、妹救出作戦のあたりで、あれ、これもうクライマックスの盛り上がりだよね?まだダブル主人公の>>続きを読む

ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

3.4

普段見るタイプの映画ではなく、飛行機の残り時間で見終わりそうなものを気紛れに選んだだけなんだけど、人気になる理由はわかる楽しい映画だった。
キャストのハマり具合と体当たり具合がとても良い。特にレニー・
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キャロル(2015年製作の映画)

3.6

若い女性が危険な魅力を放つキャロルに惹かれる過程がメインの筋と予想しながら見ていたが、ナチュラルな同性愛者であるキャロルが「普通の主婦」の役割を求められることの苦しさ、過酷さの方が印象に残る、予想より>>続きを読む

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.8

豪邸での富豪の死と遺産を巡る謎というコテコテの前作から、孤島での殺人というこれまたコッテコテの設定に舞台を移しての次回作。
前作に比べれば推理ものとしての捻りは効いてないんだけど、登場人物のキャラクタ
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

よくある設定のパニックものにこれまたよくある現代社会風刺やブラックジョークで味付けした映画。
比較的軽いノリのブラックコメディとして進行するので(ところどころシリアスな描写はあるが)、オチはどんな感じ
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

古き良き倒叙形式の本格ミステリ。
真相に気づくきっかけが「そもそも誰がなぜ探偵を読んだのか?」という序盤から提示されている謎で、その答えもそれなりの説得力はある。全体的な伏線の貼り方もさりげないし、急
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.5

コッテコテだし、さすがに古いし、意外と長いし、何度も見たことあるしで、見ようと思うまではちょっと気合がいるんだけど、やっぱり何度見ても映画っていいなという気持ちになるし、こういうド直球の人生讃歌があっ>>続きを読む

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

もちろん主人公の特殊な体質が話の核とはなっているが、描きたかったものは人が人と関係性を築いたりすれ違ったりしながら人生の終わりへ向かっていく普遍的な姿なのかもしれない。
ベンジャミンとデイジーの行動に
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キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年製作の映画)

3.4

つまらないわけじゃないんだけど、キャプテンアメリカの話というよりもはやシールドの話だね。裏の組織であるシールドの任務と自分の信念とのぶつかり合い、最愛の友であるバッキーとの対峙など、キャプテンアメリカ>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト(1968年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

西部劇は久しぶり。名作とは聞いていたが、長くて根気がいりそうなのでコンディションの良い週末に満を持して視聴。途中ちょっと眠くなりそうになったが、全体的にとても良かった。
これがかの有名な、と構えて見て
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ワイルドシングス(1998年製作の映画)

3.6

どんでん返し満載のB級サスペンス映画と聞いていて、金曜の夜に軽いものが見たいと思い視聴。結構面白かった。
どんでん返しの連発はやりすぎると食傷気味になるが、本作の場合は程よくわざとらしい演出なので、そ
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

綺麗な映画だった。無駄な要素を廃し本筋のみをまっすぐ追うわかりやすいストーリー。オチももうそれしかないだろというところに綺麗に着地。主人公の甘さがしばしば強調されていたので、あまり「かわいそう」とは思>>続きを読む

インサイド・マン(2006年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

見終わるとタイトルの意味がスッキリする。なるほど、「インサイド」ね〜。
犯人側の作戦のキモは「人質に紛れる」という一見シンプルながら良いところを突いている。ただしそうすると当然、「捕まらない」というだ
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

良質なサスペンス。伏線の潜ませ方が自然で見応えあり。
父は娘を案ずるがあまり暴走するがそれでも敬虔なキリスト教徒の姿を崩さない。異教徒と示唆される刑事が必死になりつつ冷静さを保つのとは対照的。犯人は敬
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ミッドナイト・エクスプレス(1978年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

どうしても自業自得感が強い。法を犯したのは事実で、逃亡など自ら罪を重くするような行動をとっている。刑期をほぼ終えて釈放目前に政治的事情で裁判がやり直しになった経緯は確かに気の毒かもしれないが、その再審>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.6

ウルトラマンについてほとんど知らないので楽しめるか不安だったが、結構面白かった。元ネタを知っていればなお楽しめるけど一見さんも歓迎、というのはオタクが作る作品としては大成功だよね。
シン・ゴジラの時は
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アルゴ(2012年製作の映画)

3.9

これが実話ベースって凄いなあ。映画用に脚色はされているとは言え、本当に小説よりも奇であるこんな救出作戦が本当にあったとは。
有名な報道写真のシーンの再現を織り込みつつ進行する大使館襲撃シーンは迫力があ
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.8

キャスティングの勝利って感じ。憎めない詐欺師とついつい応援したくなる堅物捜査官。てっきりどんでん返し展開がくるかと思いきや意外と王道のストーリー展開だったりする。どこまでが実話か気になる。

しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

4.0

ヒューマンドラマが見たくて何となくおすすめに出てきたやつを見てみた。ちょっと王道すぎるかな〜でも気楽に見れていいな〜くらいの感じで見てたら、最後に実話が元になってると出てきて、こんなベタな映画みたいな>>続きを読む

マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

ご都合展開が多すぎて終始置いてけぼりだった。
たまたまジェーンが異世界に飛ばされてそこにアスガルド因縁のエーテルがあって寄生されました!っていう掴みが既に納得感なさすぎて笑える。ソーとの再会はあっさり
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愛を読むひと(2008年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

まあそうなるだろうね、ということしか起きないまま終わってしまう映画。
15歳の少年はそりゃあの色気には逆らえんし、そのハンナも子供相手に八つ当たりするなど同世代の人間から見ればそんなに悪魔的に魅力的な
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ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

4.1

筋も結末も知っていたので見たことがある気がしていたが、視聴中どうも見覚えがなく、恐らく原作のみ読んだことがあったようだ。とは言え本作の本質は事件の謎解きではなく人間ドラマなので、結末を知っていても飽き>>続きを読む

ジグソウ:ソウ・レガシー(2017年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ソウはこの前のファイナルまでは公開当時に視聴済みだが、回が進むにつれてマンネリ感と安易なスプラッタ路線になっていきほぼ惰性で見ていた。
そのため本作はあまり期待せずなんとなく見たのだが、なんとなく初期
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