tomoさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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バックドラフト(1991年製作の映画)

4.0

そこそこ古い映画で映像技術なんかは今とは比べ物にならないはずだけど、炎の表現が生き物のようで物凄く迫力があり怖い。子供を消防車に乗せて現場に連れて来ちゃうとか、有名なハシゴ社の上でのセックスシーンとか>>続きを読む

アイアンマン3(2013年製作の映画)

3.4

スーツがあるからこそヒーローであるアイアンマンからスーツを奪い、拠点も仲間も恋人も奪えばどうなる?というシンプルながら王道の展開。いつも嫌味で自信たっぷりに見えるスタークが精神的に弱る様は王道でもソワ>>続きを読む

インビジブル(2000年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

むかーし見た記憶があるけど有名なシーン以外ほとんど記憶に残っていない。再視聴したら、CGは流石に20年経つと古色蒼然の趣だが、意外と後半のアクション展開が手が込んでて良かった。
しかし皆さんツッコんで
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アベンジャーズ(2012年製作の映画)

3.9

ソー第一作で、気の毒な生い立ちと陽キャに見下された鬱屈から暴走してしまったロキに大変同情したものだが、記念すべきアベンジャーズ第一作で満を持して再登場!いやー特にいいとこなく、何をしたかったのかもよく>>続きを読む

マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

SFは斬新なアイディアを描きつついかに論理破綻を感じさせないかが肝になる。本作は手放しに成功とは言い難いというのが正直なところ。
予知された未来の犯罪を元にした逮捕というアイディアは倫理的問題も孕むい
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キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011年製作の映画)

3.0

コテコテのヒーローものを現代風の映画にしようとすると「このコスチュームどうカッコよくすればいいのさ」問題は避けて通れず、スーパーマンにしても本作にしても苦労が偲ばれる。本作の場合、当初は広報活動メイン>>続きを読む

死霊館(2013年製作の映画)

3.0

やっぱりホラーは宗教観などの文化背景が違うと楽しめないんだよね。エクソシストと同じ。キリスト教の神と悪魔の概念がピンとくれば怖いのかな。びっくり描写も和製ホラーとは方向性が違って霊の顔が割とはっきり見>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

誰だって年を取るんだけど、どう年齢を重ねるかは本当に人それぞれ。本作のトムクルーズは、序盤は大人になりきれなかったというか、現場至上主義で出世できなかった感とか流石に若づくりがすぎる感があるんだけど、>>続きを読む

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.3

ジュラシックパークシリーズは、たまに配信やテレビなどで見るけど、何作目を見たのかいまいち記憶が曖昧で飛ばしちゃったり同じのを2回以上見てしまったりする。今作も本当に未見か自信を持って言い切れないし、む>>続きを読む

アンダーウォーター(2020年製作の映画)

3.5

なんとなくどこかで見たような人物描写や設定だが、それなりに楽しく見た。登場人物みんなそこそこ良い人で、誰が死んでも辛いなあという気持ちにさせられる。思ったよりはびっくり描写やピンチが少なく終わった印象>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

Twitterで目にした映画紹介4コマが何となく印象に残り機内で鑑賞。
異種族との交流というテーマ自体はさほど目新しいものではなく、登場人物の設定・性格なども割合ありきたりなのだが、異種間の交歓に関す
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アルカトラズからの脱出(1979年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

初視聴。実話を元にした話ということから、最後に脱獄に成功するのはわかってるんだが、それでも脱獄ものはドキドキするよね。
刑務所内でそれぞれのやり方で生きる人たちとの出会いや交流の描写が良い感じだった。
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.5

テレビ版・外伝に引き続き、ひたすらに真っ直ぐ王道路線で感動させる実力派。
少佐との因縁の行く末については、前作までの描写だけではどうとでもできそうなところ(選択肢としては、もう亡くなっている、生きてい
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マイティ・ソー(2011年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

どう考えてもロキが気の毒すぎて終始主人公サイドに共感できなかった。
主役の成長を描くためにソーの性格を当初あえて軽薄に描いているのはわかる。周りのお友達軍団がまあ鼻持ちならない。何があっても信じられる
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アイアンマン2(2010年製作の映画)

3.5

ロマンス、友情、親子の確執、生命の危機とこれでもかと王道要素を詰め込んだ豪華エンタメ。その分最後の決着が思ったよりあっさりだった印象だがこんなもんかな。
マーベルシリーズはヒーローものとして安定してい
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インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)

2.8

いきなりの「ハルクスマッシュ!」がシュールで笑った。リアル路線なんだからそこは技名なしでいいんじゃないの。
主役カップル、どうせ元の鞘に戻るのはわかりきってるんだけど、意外と再会後しばらくは理性を効か
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アイアンマン(2008年製作の映画)

3.5

ディズニー+無料特典がついたネット回線にしたので、今度こそアベンジャーズシリーズを全部見るぞと気合を入れて再視聴。
なんてことないヒーローモノといえばそうなんだけど、天才肌でちょっと嫌な感じの主人公が
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

実話を元にした話だそうだが、ある程度の脚色・物語化はされている模様。
LGBTQを題材にした作品では周囲の無理解に対する苦しみが描かれるのが定番だが、本作では妻のゲルダを筆頭に周囲の理解が凄い。もちろ
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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

4.2

ストーリーの流れは割合に淡々としており、こんな感じの展開になるだろうな、という予想から大きく外れることはない。基本的に悪い人はおらず、人間関係もそれほど拗れない。ヴァイオレットの過去や超人的な身体能力>>続きを読む

ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)

3.8

先進国でうら若き乙女たちが憧れてやまない美しいダイヤモンドが、遠くアフリカでどのような悲惨な状況で採掘されているかという残酷な裏側がよくわかる良作。
欲を言えば、このような格差を生み出す紛争の背景や歴
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

予備知識ほぼなしに視聴、視聴地域の関係で英語字幕しかなかく細かい会話のニュアンスがわからなかったせいか、最初は幼さの残るイタリアの青年とアメリカ人の中年の禁断の一夏的な話かと思って見始めた。途中で「思>>続きを読む

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

何年経ってもやっぱりかっこいいんだよなあ。テーマもメカデザインも画作りも素晴らしいが、登場人物一人一人の心情や関係も丁寧に描いていていい。
子供の頃初めて見た時は、金田の少々押し付けがましいリーダーシ
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スリーパーズ(1996年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

どんな過去があっても、いやあったからこそ、復讐行為を偽証によりなかったことにして大団円、はダメだと思うんだよね。復讐したことを後悔していないなら、恨みつらみをしっかり公にした上で、粛々と法的な裁きを受>>続きを読む

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.8

意外なところに天才が隠れていて、生い立ちから心を開けず才能を活かせず、、、というまあよくある設定ではある。しかし登場人物それぞれの描き方が丁寧で、主人公を導くセラピスト含めみんな完璧な人間ではなくて、>>続きを読む

メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

3.5

久しぶりに見たが良いね。アクションと笑いとちょいグロの絶妙なミックス。主演2人のキャラクターが見事にハマっている。虫が苦手なのでそこだけはちょっと、、、。

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

夢を抱いて都会に出てきた田舎出身の少女の孤独・焦燥につけ込むように、怪しい夢が現実に紛れ込む。現代と比較される60年代のロンドンソーホーの雰囲気がとても良い。
サスペンス部分については、現実的に考えて
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.5

今更の鑑賞だが、まあそこそこ楽しめた。ゴジラの造形や設定、使用する銃火器や組織構造の説明など、いい意味で拘りの強いオタクが作った感に溢れていて良い。いかにもゴジラ好きが作った映画なのに焦点はゴジラに対>>続きを読む

ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999年製作の映画)

3.0

今更ながら初鑑賞。もはや一ジャンルとして確立した感のあるPOVだが、その嚆矢としての記念碑的作品。宣伝方法を含めて新しい手法を用いたことを含めて「プロジェクト」として評価するなら4点だが、肝心の内容は>>続きを読む

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.0

入れ子構造やフラッシュバック等で現実と虚構の境が曖昧になり、過激な流血シーンと相まって不安感を煽られる。それでいてストーリー全体の流れやラストの展開は比較的わかりやすく、また約80分という短さのためつ>>続きを読む

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

4.5

2045を見ていたら懐かしくなり久しぶりに鑑賞。27年前の映像という事実が信じられないくらい何度見てもいい。社会派かつエンタメという独自の路線を歩むSACシリーズも好きだが、生命の在り方や進化の道につ>>続きを読む

パプリカ(2006年製作の映画)

4.3

久しぶりに視聴。夢が現実に紛れ込むサイケデリックな描写は今見てもやっぱり良い。初視聴時はカラフルな画作りに圧倒されカルト的な印象が強く残ったが、人間関係を把握した上での再視聴だからか、見る自分が年齢を>>続きを読む

攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争(2021年製作の映画)

3.0

攻殻機動隊は、テレビアニメ版の基本1話完結で世界観やキャラクターを説明台詞なしに魅せながら、大きなストーリーを紡ぐ構成がとても良かった。そのため、本作の元のNetflix版を見た時はテンポの悪さが気に>>続きを読む

ミスト(2007年製作の映画)

3.2

いくら追い詰められたとしてもこんなに人間馬鹿じゃないだろ、、、という場面が多々ある一方で(脚本家又は監督はキリスト教徒をバカだと思ってんのか?それとも原作がこのまんまなのか?と醒めた)、この状況で怪我>>続きを読む

エスター(2009年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

いわゆる超常現象・オカルト系ではないホラーと知った上で鑑賞。
途中までは、養子を迎える難しさ、実子との関係や扱い方、習慣やバックグラウンドの違う存在をどう受け入れるべきかといったテーマについて考えさせ
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ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.5

カタルシスとはこのこと。映画はやっぱこうでないと!
あああーーーシュルツさんそこでキレちゃダメだよーーー気持ちはわかるけど大人しく大金払って退散しなよーーーとハラハラしつつも、そうならないことはそれま
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親切なクムジャさん(2005年製作の映画)

3.2

復讐のカタルシスだけで終わらせず、主人公が純粋な被害者でないが故の苦悩を見せつつ、最後はそれでもわずかな希望を感じさせて終わってそこそこ楽しめた。
時系列の混ぜ方や時折挟み込まれる画的なオシャレ演出な
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