モモンガーさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.7

私的に面白かった。
A24が飛び付いた筈だと。
ラストのノオミ・ラパスのシーンは、まさに想像力を刺激させられるところです。いろいろ考察があるようですが、各シーンにさりげ無く存在する禁断とは?がキーかと
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.5

原作が確りとしていること、村上春樹らしい匂いもあって必然的に面白い。
広島市内在住者には、風景が『あっ、あそこじゃ!』と、ストーリーに入り込み安かった。

ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

3.5

ストーリーはマフィアが絡む殺し屋系で単純ですが、ジム・ジャームッシュ監督の感性が随所に散りばめられ、独特の雰囲気を醸し出しています。

パニック・ルーム(2002年製作の映画)

3.3

制作年当時の視点で見ると十分な娯楽性があって面白いんですが、現在の視点で見ると捻りがなく物足りない感があります。ジョディ・フォスターが若い。

コズミック・シン(2021年製作の映画)

2.8

エドワード・ドライク監督、この手の構成作品が多いですが、入り込めません。

マダム・ベー ある脱北ブローカーの告白(2016年製作の映画)

3.3

漠然とした豊かさや自由、満足度を得ようとして故郷を命を掛けて後にする人達に多いのは、定住に成功しないということ。この映画が物語っています。

風が吹くまま(1999年製作の映画)

3.5

イランの方田舎、クルド人系の小さな農村文化が見れる、いい映画です。
撮影技法もハリウッド系に無い面白い描写、コントラストが印象に残りました。

アノニマス・アニマルズ 動物の惑星(2020年製作の映画)

3.0

フランスらしい企画
家畜、ペットにあるとしたらの感情を人間目線で表現した、だけの作品です。
何か動物愛護的なメッセージがあるのではと思わせますが、単純に立場、視点を変えてみた的な映画です。

イカルイト(2016年製作の映画)

3.5

低評価ですが、味方次第かと。
ストーリー、娯楽性の視点からだと低評価も頷けますが、この映画の根底にあるテーマ、フロビッシャー湾の自然と現代の抗えぬ環境破壊、先住民族が置かれた複雑な立場、を描いた、ある
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#生きている(2020年製作の映画)

3.3

今更のゾンビモノですが、そこそこ面白かったです。

グッドナイト、マミー(2022年製作の映画)

3.2

箪笥のamazonバージョン
姉妹→双子兄弟、お父さん→お母さん、ラスト辺りや細々とした設定は変えてるものの、筋は箪笥そのもの。

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.6

シネコンにも見に行きましたが、記録忘れもあり、アマプラレンタルで再鑑賞。
デヴィット・リンチ監督の作品より、1965年に書かれた小説により近い構成になっているかと。また、撮影技法、技術が格段に上がった
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13人の命(2022年製作の映画)

3.8

事実系に勝るものはありません。
救出側がメインな構成も好感がもてました。

コンプリシティ/優しい共犯(2018年製作の映画)

3.4

技能実習生の実情を垣間見るようで、且つ、日本の下町情緒的演出を演じた藤竜也に胸が熱くなります。

グローリー 消えた腕時計(2016年製作の映画)

3.5

東欧州らしいテーマ、背景を、ある意味で皮肉を込めて構成した映画
派手なシーンは皆無(連続させる手法)ですが、中々、楽しめました。