八咫さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

余命10年(2022年製作の映画)

4.7

前日、あとちょっとのところまで観たのに多分家のWi-Fiがおかしくなって最後まで観きれず、翌日完走。
最初の1時間はケータイも触らず、その画の綺麗さに圧倒されてた。藤井監督が賞賛されるのって画角や構図
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Diner ダイナー(2019年製作の映画)

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久しぶりの完走できなかった映画。
ちょっと酷すぎない?!おれの考えた最強の厨二映画✌︎って感じで見てられなかったよ、、、

カランコエの花(2016年製作の映画)

3.5

うわあ、、、きっつ……。
LGBTをクラスの中で探すあの男子高校生の醜悪さとか、当事者本人が見つかったら見つかったで今まで自分がしてきたことにビビっちゃう感じとか。
主人公も本人を守ろうとして「桜はレ
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君が世界のはじまり(2020年製作の映画)

3.6

さすがに映画二本立て続けに観るのは疲れる。
松本穂香だし、ふくだももこだしで観た。良い。
だけど松本穂香が親友のこと「好き」なのがもう少しさ、うーんなんかいまいちピンとこない。親友自身を私が魅力的に感
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罪の声(2020年製作の映画)

3.9

望が必死に叶えたかった英語圏への留学の夢が絶たれたのにも関わらず、曽根達雄(宇崎竜童)がイギリスで書店を経営しているのがなんという皮肉だろう。
最後の最後まで綺麗なミステリーだなと感心していたけど、生
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暗数殺人(2018年製作の映画)

3.9

今日観た映画2本がとてもゆっくりな調子だったから消化不良を起こしてしまっていて、このまま寝たかったけど眠気も全くないので観る予定のなかったこちらを。韓国映画は基本ハズレはないので。

よかった〜!もや
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生きる(1952年製作の映画)

3.4

イギリスでこの映画のリメイクをやるとの情報を得、タイトルからして今の私に何か啓示を与えてくれるのではと思い視聴を決めた。どのサブスクにも見放題としてはないので近所のGEOまで自転車を夜、漕ぐ。
結果、
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風が吹くまま(1999年製作の映画)

3.4

好評だったから観てみたけど、今の私には観なくても良かった映画かな。だからといってこき下ろすつもりはないし、みなさんのレビューを見て事前にこういう見方をすれば良いのかというものも分かっていたからただ単調>>続きを読む

わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

3.8

『his』や『おいしい家族』での演技でファンになってしまった松本穂香を追いかけるべく視聴。
リアルに再開発地域に指定され取り壊される銭湯とその町。渡辺大知が映画を撮る青年として出てくるけど彼がこれを撮
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アジョシ(2010年製作の映画)

3.9

主演のウォンビンがイケすぎてる……!子犬っぽい感じが赤楚君に似てる気もするし、子役の子は『バービー』の子だ!
アクションすごいし、やっぱり主演の引の強さが最高。ストーリーも単純から一歩進んでどんどん進
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.9

余韻がすごい。観て良かった。本当に。映画館で観ればよかった。余韻の心地よさでいえば映画館で観た『花束みたいな恋をした』を超えるかも。
邦画の良さってこういうことなのかなとも思える。観てよかった映画ベス
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.5

原作も読んでいて、原作自体もあんまり好ましい印象はなかったのよね。
でも映画は、小説よりはよかったように思う。
それでも真犯人の性別が原作と映画では違ってたように記憶している。
黄色の服を着た子供の描
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おいしい家族(2019年製作の映画)

4.8

私この映画結構好きかも。松本穂香も板尾創路も良いし、ダリアの友達役の三河悠冴がさ、コツレヴォケマラに雰囲気似ててウワァってなりつつでもすごい良かった。

LGBT映画ではないのかなと個人的には思う。
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スクールズ・アウト(2018年製作の映画)

1.0

なにこれ?厨二が極まっちゃった映画?
これ解説できるだけの知識も教養もないですハイ。
こういうクソガキいるよね。厭世的になって世界の嫌な部分は全部私が知ってます、みたいな。だからよく教師になろうと思う
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アルティメット(2004年製作の映画)

4.9

これはいい!めちゃくちゃいいよ!アクションに次ぐアクション!ストーリー展開もシンプルで気軽に、でも楽しく観れる!久しぶりに何にも考えずに、でもワクワク観れた映画だったなあ!すっきり!脚本がリュックベッ>>続きを読む

ばるぼら(2019年製作の映画)

1.0

あまりにも酷い。何回早く終わらないかな、あと何分?と思った。こんな映画はないよ。
原作が手塚治虫だから原作は素晴らしいのは言わずもがな。だからこそこの映画の酷さはこの映画だけのものだよ。
演出、脚本が
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ひかりをあててしぼる(2015年製作の映画)

2.0

実際の事件をもとに映画化するなら、事実をなぞるだけじゃダメでしょ…。奥行きが感じられない話でした。オリジナルの脚本を作れとは言わないからもっと肉付けできなかったの?事件の全容が分からないからこの程度で>>続きを読む

半落ち(2003年製作の映画)

4.9

久しぶりにこんなに泣いた。
キャストの豪華さ、テンポ良い脚本、魅せる演技。なんでそんなに高評価じゃないのかが分からない。
最愛の家族を病気のために失った主人公だが、その病気のために生きながらえた。と考
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最初の晩餐(2019年製作の映画)

3.9

よかった!流し見するには惜しいぐらいの映画。
飽きさせることなく最後まで観れた。けど、なんか最後の真相部分はオイオイオイ、って感じだったな。まあ仕方ないんだけど。綺麗に家族を撮ってるけど、真相が世間一
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

2.5

今の私にはまりにも冗長で、アマプラで観ていたのを途中からU-NEXTに切り替え1.8倍で観終えた。
みんなが絶賛しているポイントはたしかにそうなんだろうけど、ううん、、序盤が長すぎて最後の畳み掛けはす
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凶気の桜(2002年製作の映画)

4.3

満足する映画を観れた!
全編において凝った演出。これがもう最高!そう、こういうのが観たいんだと気付かされる。
ピンポンを彷彿とさせる窪塚洋介。サブカルなのかな、が原作漫画を映画化した時の成功例ってピ
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his(2020年製作の映画)

3.0

BLは大好き。だから観たけど、観る前から藤原季節がとても苦手である点は懸念材料だった。
で、視聴後の感想でるあが、もう何?エ?ナギサ(藤原季節)の身勝手さがもう無理なの。いくら2人が愛し合ってたとして
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前科者(2022年製作の映画)

3.8

よかった!
有村架純が観たくて観たんだけど、彼女の彼女らしい演技に癒され、そして森田剛の役柄の素晴らしさ…!綺麗にハマった2人が本当に最高で良かった。
そして安定のリリーフランキー。でも安定といえば有
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

3.5

普通に面白いけど普通に惜しい感じ。
小説で読んだらめっちゃ良さそうな感じはある。
なんかソノコ(蒼井優)の全体像が見えた感じはしないし、ただただひたすら高橋一生から見た世界だったなあ。
それでも余韻が
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.7

前評判は聞いていた。
集中してみてなかったからか、ふむなるほどという感想。
この家族への献身とか、一般感覚とずれてる感じとか日本人の自分からしたらうへえ、、、って思うけどそこは文化の差で引かれるレベル
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プラネタリウム(2016年製作の映画)

3.3

あまりにも説明のない映画で、比喩や暗喩が全くわからなかった。
それでも忍び寄る戦争の影に、メインの3人のうち2人は暗い結末で終わってしまう。
プロデューサーはそもそもの狂人だったのか。出自がポーランド
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.3

ずっと観たかった本作。
完全にFukaseが他の役者を食ってた。し、上手いと思ってた菅田将暉も演出のせいなのか、何この演技…な場面も少なくなかった。仕事多すぎて疲れてるのかなと邪推するレベル。

物語
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チャンシルさんには福が多いね(2019年製作の映画)

3.8

香港のスターの幽霊が出てきたり、失恋したり、チャンシルさんを慕う後輩たちがいたり、チャンシルさんの世界は仕事がなくなっても生活が変わっても、何にも変わらない。チャンシルさんの毎日はいつも根底が暖かくて>>続きを読む

パーマネント野ばら(2010年製作の映画)

3.7

なんっていう衝撃……。あのどんでん返しだけで見る価値があるし、そのためのあの穏やかで平和な日常を描いていたのか。ぞっとする。だけどそれまでのその日常がなおこ(菅野美穂)の見る世界なんだよね。
一層彼氏
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1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

3.7

韓国の政治史は全く分からないけど、でも凄まじい民衆の思いがようやく軍事政権を終わらせたこと。
結局、いくら時代が民主化だとか男女平等だとか言ったって、でも誰かがきっかけを作らないとなし得ないんだ。誰か
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20歳よ、もう一度(2015年製作の映画)

2.9

何故だかこのタイトル、めちゃくちゃ聴いてました。
作りは丁寧だし全体的に綺麗な仕上がりなんだけど、いまいちツメが甘い気がしてならない。

まずクソ姑だっていうのは最初から最後まで変わらない事実だし、奥
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アデライン、100年目の恋(2015年製作の映画)

2.1

正直期待してたほどではなかったかな…。
恋愛映画の金字塔の如きタイトルだと思っていたので。

うーんポイントとしてはアデラインの性格。108歳(107歳?)の割には年の功っていうものが見えず全力で恋愛
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人生、ここにあり!(2008年製作の映画)

3.0

実話なのが凄いし、労組すげーとなる。
主人公が精神病患者と一緒に起業していく様も、最初に全くそこらへんの葛藤がないのも良いし、誰かの葬式だっつって彼らだけを残して出かけちゃうのも何か良い。もうここらへ
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私がクマにキレた理由(わけ)(2007年製作の映画)

3.6

邦題をつけた人間は深く反省した方がいい。
普通に英訳した方が主人公の文化人類学的素養の示唆にもなったのに。この邦題だから観るの躊躇ってる人めちゃくちゃいると思う。
この映画は主人公アニーの人類学的視点
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ミスト(2007年製作の映画)

3.6

世界一の胸糞映画としての認識のこの作品を、gyaoに来ていたので観てみる。
まあ確かに胸糞だけど、胸糞具合で言ったらそこまでかな…。むしろ大筋は知っていて、でも誤解していたのはただの霧なだけだったと思
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