YukiIrikuraさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5

まだ2023年始まって1ヶ月も経っていないけれど、この作品は間違いなく個人的今年のベスト5には入る!別にスラムダンクの大ファンではないけれど、素直にそう思った。

アニメでは描かれなかった山王戦をなぜ
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.0

作画、色使いは相変わらずものすごく美しいけれど、物語が...東日本大震災を忘れてはいけない、あの当時小さかった子供たちのトラウマを考えねば、という意気込みは伝わってくるのだけれど色々無理のある物語設定>>続きを読む

神々の深き欲望(1968年製作の映画)

3.3

今村昌平の持つ勢いみたいなものが全編に溢れている感じ。当時の時代背景を知ったうえで観るとさらに面白いんだろうなぁ。

イノセント(1975年製作の映画)

3.0

映像は美しいのだけれど、物語がつまらなすぎて。最後まで自分の事しか考えない主人公が残念すぎて、妻にも愛人にも捨てられてすっきり。

禁じられた遊び(1952年製作の映画)

3.6

少女の切ない我儘とそれを聞いてあげる少年の優しさ。

中国の植物学者の娘たち(2005年製作の映画)

3.3

映像が美しい。2人が一緒にいるために利用される兄はちょっと不憫。

11'09''01/セプテンバー11(2002年製作の映画)

3.3

最後の今村昌平だけ異色感。個人的にはケン・ローチの作品が好き。

バファロー大隊(1960年製作の映画)

3.8

黒人兵士は有罪か無罪か。知識のない市民の持つ悪意のない偏見が一番怖い。

邂逅(めぐりあい)(1939年製作の映画)

3.4

連絡先を交換せず、また会う約束だけして別れる男女。映画的に美味しい素材だなぁ。

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.0

長澤まさみをここまで魅力的でなく撮れるってすごい。わざとなんだろうけど。

エターナルズ(2021年製作の映画)

3.0

ジェンマ・チャンが可愛かったという印象しかない。なんかもう地球救う人たち多すぎる。

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.0

マッチョなナタリー・ポートマン。ポッチャリおじさんゼウス。

午後の遺言状(1995年製作の映画)

3.6

杉村春子演じる大女優の大御所感。彼女に物怖じせずズバズバ物を言う、かつての可憐派、乙羽信子。死と向き合う映画なのだけど、全編に渡ってコミカル。

危険な関係(1959年製作の映画)

3.0

自分達の結婚生活を維持するために他人を巻き込まないでほしい笑ジェラール・フィリップは美しいけど、もうかなり病魔に蝕まれてる感じがして、見ていて痛々しい。ジャンヌ・モローは相変わらず怖い。

赤と黒(1954年製作の映画)

3.1

労働者階級から上り詰めようとした青年の悲劇。長い。ジェラール・フィリップの心の声を聞き続ける映画。途中から心の声外に出ちゃってるけど笑

欲望の翼(1990年製作の映画)

3.7

色使いと音楽のチョイスが最高。皆片思いをしてる若者の恋愛映画。カラフルな画面なんだけど、どこか暗さを残した独特の色彩感覚が好き。

十戒(1956年製作の映画)

3.3

ずーっとサブスクのマイリストに入れていたけど、長すぎて観る気が起きなかったセシル・B・デミルの超大作。意外と面白く観れた。めちゃくちゃお金がかかっているのは一目瞭然だし、ハリウッドでないと作れない作品>>続きを読む

パラレル・マザーズ(2021年製作の映画)

3.3

安定のアルモドバル×ペネロペ。これまで彼が幾度となく描いてきた「母親(たち)」の物語に、初めてスペインの歴史を組み込んだ作品。描きたいことがありすぎたのか、どれも中途半端な感じが否めない。ペネロペ演じ>>続きを読む

リオ・グランデの砦(1950年製作の映画)

3.6

15年会っていない息子が先住民と戦う自分の部隊に新兵としてやってくる。その息子を止めようと、長年別居していた妻もやって来て...今だと賛否両論あるんだろうけれど、ディキシーランドが演奏されるラストがい>>続きを読む

栄光何するものぞ(1952年製作の映画)

4.0

ジェームズ・キャグニーvsダン・デイリー。第一次大戦でフランスの小さな村に駐留するアメリカ軍のドタバタを描いたコメディではあるが、かなり重たい。反戦映画と行ってもいいのではないかなぁ。

若い兵士が死
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コレヒドール戦記(1945年製作の映画)

3.3

戦いそのものよりも、その周辺で働く兵士たちに焦点をあてた作品。一機しか来ない帰還用の飛行機に乗れる兵士と乗れない兵士。そこで運命が分かれてしまうラストが悲しい。

別離(1939年製作の映画)

3.2

これはホルガー(男)が悪い。妻子との仲も良く幸せなのにバーグマンを口説き、罪の意識を感じて彼の元を去ろうとする彼女を執拗に追ってきて言葉巧みに説き伏せる。挙げ句の果ては息子に「俺を許せ~」と、どの目線>>続きを読む

男の敵(1935年製作の映画)

3.7

独立戦争最中のアイルランドを舞台にした社会派映画。恋人とのアメリカ行きを夢見たジポは、仲間の工作員を密告して賞金を受け取るが...ジポ、粗野で馬鹿だけど悪い奴ではないんだよなぁ。環境が彼をそうしてしま>>続きを読む

戦争と母性(1933年製作の映画)

3.8

ヘンリエッタ・クロスマンが良い意味で嫌な母親役にぴったり。母親に取って息子は恋人というけれど、若い女と結婚させないために戦争に送り出しちゃ駄目だよー。

息子が池に石を投げて、揺れた水面に恋人が映るシ
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ドクター・ブル(1933年製作の映画)

3.6

郵便袋で始まり郵便袋で終わる映画。田舎の町の医者と彼の周りで巻き起こるゴタゴタ。

ミスタア・ロバーツ(1955年製作の映画)

3.8

ジョン・フォードの体調不良で途中から監督がマーヴィン・ルロイに変更された変わり種。第二次世界大戦に参戦したアメリカ。激化する戦闘の外で、物資の補給艦として海に浮かぶ船。戦闘に行くために大学中退して海軍>>続きを読む

長い灰色の線(1954年製作の映画)

3.5

陸軍士官養成学校に長年勤務したアイルランド移民、マーティ・マーの物語。子供が生まれた時と妻を亡くして初めてのクリスマスの夜に、士官候補生達が歌う歌が印象的。

荒野の女たち(1965年製作の映画)

3.7

女医を演じるアン・バンクロフトに惚れる。男性を主人公にした作品が多いジョン・フォード。例外は母親を主役に子供への無償の愛を描いた母物かなぁ...でもこの作品は全く違っていわゆる「愛情深い母親」は出てこ>>続きを読む

静かなる男(1952年製作の映画)

3.5

アイルランドの田舎町をコミカルに描き出した喜劇。古くさい伝統もどこか愛おしげに描くジョン・フォード。彼にとってアイルランドは自分のルーツだからこういう作品を撮りたかったんだろうなぁ。それにしてもヒロイ>>続きを読む

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.3

なんか既視感。こういう設定の映画あったような、ザ・アメリカン・ドリーム的な風景見たことあるような...初監督作がよかったからちょっと残念。女性監督だからって無理にフェミ映画にしなくていいと思う。

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小島(こじま)の春(1940年製作の映画)

3.0

今見るとやっぱり内容に問題が...物語映画としてはいいんだけれども。