YukiIrikuraさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

セレーナ・ゴメス:My Mind and Me(2022年製作の映画)

4.0

彼女を全力で支えてくれる家族や友達がいて本当によかった。ディズニーチャンネルの中でも優等生なイメージだったけど、本当に辛い数年を過ごしていたんだなぁと。よく死ななかった。

彼女の声はパワー系ではない
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奇跡(2011年製作の映画)

3.6

子供たちの1日の冒険。彼らを優しく見守る大人たち。とにかく出演陣豪華。

泥の河(1981年製作の映画)

4.0

主人公のお父さんがいいなぁ。満州から必死に生き残って帰還したのに、敗戦後の日本での生活は苦しく、漠然とした不安感や焦燥感を常に抱えている感じ。でも子供に向ける眼差しはどこまでも優しい。

たそがれ清兵衛(2002年製作の映画)

3.5

プロポーズのタイミングよ笑周りが考える幸せでなく、ちゃんと自分の幸せを軸に生きていける人になりたい。

宮沢りえが美しすぎてちょっと浮いてた。

鬼畜(1978年製作の映画)

3.8

子供のまっすぐな目。悲劇的な物語に似合わない妙に明るいテーマ曲が印象的。

渚のシンドバッド(1995年製作の映画)

3.9

タイトルから、爽やかな高校生の夏物語を想像していたけれど、思った以上に暗かった。

最後のクレジットで浜崎あゆみ?ってなった。すごく存在感があって、演技を続けていれば役者としても成功したのではないかと
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窓辺にて(2022年製作の映画)

3.7

久しぶりに稲垣吾郎を大画面で見た。2人の関係に正解はないのに、こういう愛情表現してないと駄目っていう世間的な「普通」に流されて不安になるんだよなぁ。

恋人はアンバー(2020年製作の映画)

4.0

「自分を殺してしまうコミュニティからは逃げてもいいんだよ」というアンバーの台詞が素敵。

ラストがいい。アンバーは少し長く田舎に残っても戦えるくらい強いし、父親が自殺した事実がある以上母親をおいて先立
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人魚伝説(1984年製作の映画)

3.7

槍を持ったヒロインの無双状態を楽しむラスト15分。身体を張るとはこういうことなんでしょう。色々突っ込みどころは多いけれど、勢いで走りきってる笑

水中の撮影が美しい。

蛇イチゴ(2003年製作の映画)

3.5

家族、きょうだいって難しい。血が繋がっていようが気が合わないものは合わないし、だからといって全く関わらない訳にもいかない。

宮迫演じる兄が、叔母に「あんたは何やってでも生きていきそう」的なことを言わ
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書を捨てよ町へ出よう(1971年製作の映画)

3.0

寺山修司の実験映画。スクリーンと観客の壁を取り除こうとしているのは分かるが苦手。色のケバケバしさもなかなか強烈。

死霊のえじき(1985年製作の映画)

3.7

ロメロのゾンビ三部作の最後。もはや世界はゾンビに占拠され、残った人類は地下での生活を余儀なくされている設定からスタート。頭の悪そうな軍人グループ、ゾンビ対策に特に成果を出せない科学者グループ、どちらに>>続きを読む

ゾンビ/ディレクターズカット完全版(1978年製作の映画)

3.6

ロメロのゾンビ三部作の二作目。世界はゾンビが大量発生しているところから始まる。若いカップル、黒人と白人の兵士はヘリコプターで逃げるなか、放棄されたデパートを見つけるが...

音楽がいいのと、ゾンビめ
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オール・ザ・キングスメン(1949年製作の映画)

3.6

政治はどれだけ善良な男も堕落させるものなのか...結局政策を通すためには裏で色々取引するしかないんだろうなぁ。

実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)(2007年製作の映画)

3.7

自己批判と総括って何だよ。実際の事件を知らなければ、もはやブラック・コメディかと思うくらい人がバタバタ死んでいく。こんな事をそこそこ頭のよい学生たちがやっていたことが恐怖。(今もだけど)本当に不安定な>>続きを読む

幸福の黄色いハンカチ(1977年製作の映画)

3.7

高倉健はそのままに、彼を支えるキャラクターの濃さ。武田鉄矢と桃井かおりの凸凹コンビの不思議なバランス。昭和のヒット曲に彩られた音楽も◎

リンダ リンダ リンダ(2005年製作の映画)

3.5

ザ・青春。私も高校は楽しかったけどここまでイベントは起きなかった笑ぺ・ドゥナが可愛い。

絞死刑(1968年製作の映画)

3.8

ブラック・コメディ。人を殺すことが悪なのであれば、死刑を執行する貴方も悪ですよね...

女囚701号 さそり(1972年製作の映画)

3.4

なかなかぶっ飛んだ東映作品。狂った奴しかいない。

梶芽衣子のきりっとした表情がいい。最近だと『きのう何食べた?』の可愛らしいお母さん役のイメージだけど、若い頃はこんな尖った役も演じてたのね。皆眉毛め
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千年女優(2001年製作の映画)

3.8

最後の一言にぞくっ。

俳優って役にのめり込むほど、現実の自分との境界が曖昧になってしまうんだろうなぁ。物凄い職業だ。

ボリシェヴィキの国におけるウェスト氏の異常な冒険(1924年製作の映画)

3.5

ボリシエヴィキは野蛮じゃない!ということを主張するソ連製コメディ。アメリカ人をロシア人が演じるとなんか違う。

飼育(1961年製作の映画)

3.0

三國連太郎が調子の良い本家の旦那をひょうひょうと演じててよかった。でも、初期の大島渚苦手だなぁと再認識。

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.3

映像は美しい。けど、細田監督の作品は登場人物に感情移入出来ないんだよなぁ。単純にDV男の元に高校生の女の子1人で行かせちゃ駄目よ。

街のあかり(2006年製作の映画)

3.8

なんか色々可哀想な男。身近に彼を思ってくれている女性がいるのに気がつかない鈍感さにはちょっと腹が立つ。

カウリスマキって人間と同じくらい犬が好きなんだろうなぁ。相変わらず音楽がいい。

過去のない男(2002年製作の映画)

3.7

なんかこの監督の世界観はまるなぁ。家にジュークボックスほしい。

浮き雲(1996年製作の映画)

3.8

同時期に失業した中年夫婦がどん底から立ち直るまで。おそらく子供は小さいときに亡くなっていて、それ以降2人で寄り添いあいながら静かに生きてきたんだろうなぁ。路面電車で迎えに来てくれるとか素敵。

部屋や
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レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

3.8

めちゃ長いリーゼントと超トンガリ靴がトレードマークのバンド、レニングラード・カウボーイズのアメリカでの珍道中。行く先々で土地に合わせて演奏する音楽が最高。カントリーの歌詞、ソ連の話になっちゃってる笑

さらば冬のかもめ(1973年製作の映画)

3.7

40$で8年刑務所はきついなぁ。若い水兵、人生の先輩のお陰で一週間で5年分くらいの体験をさせてもらえてよかった。移動の時に挿入される妙に明るい音楽が印象的。

南無妙法蓮華経を聞くとは思わなかった笑

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.9

ハリウッド映画が真面目にふざけるとこうなるんだなぁ。やりすぎてるのも、日本のステレオタイプな映画のイメージを使っているのも分かった上でのはっちゃけ感。これ作ってた現場楽しかったんだろうなぁ。

伊坂幸
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黒蘭の女(1938年製作の映画)

3.6

なんだかすっきりしないラスト。ワイラー版軽めの『風と共に去りぬ』。周りからみたら100%バックの方が相性いいのに、執拗にプレストンに執着するヒロインのジュディに全然感情移入出来ない(お目めぱっちりのベ>>続きを読む