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ワンピース 空島編のmatchypotterのレビュー・感想・評価

ワンピース 空島編(2003年製作のアニメ)
4.3
🎊2023年、TVアニメ1️⃣0️⃣シリーズ、達成🎊❗️

想像以上に時間がかかってしまった。
全52話、やはりこのエピソードはなかなか骨太だ、“空島編”。

個人的にはこのルフィと“神”との相性の件は反則技だと思っていて、何回観てもそこが「おいっ!」ってなってしまうのだが。
それを差し引いても十分に楽しめるパワフルさとストーリー性。

全52話も観ておいてなんだが、ぶっちゃけ、このエピソードは麦わら御一行と彼らの“空島”、黄金郷スカイピア、“神”、神官、との戦いがメインでありながら、メイン以外の話の方が刺さる。

“シャンディアの灯をともせ”
“俺たちはここにいる”

大戦士カルガラと、冒険家いや“うそつき”モンブランクリケットの物語。これが良くできすぎてる。

“空島編”、個人的にはルフィと話のクライマックス以外の麦わら一味のバラエティ色の方が勝ってしまってる感が少し物足りないと感じざるを得ないが、このカルガラと“うそつき”の話がその全ての不満を打ち消す。

語り継がれる“うそつき”の童話の真相、これはもはや涙なしには観れない。
そこから事を発する“バース”“シャンディアの灯”に関する400年続く戦いに渦巻く“空島”の背景。

そこに突如として現れ好き放題の“ゴッドエネル”。
悪魔の実シリーズ最強と言われる“ロギア”系ゴロゴロの実の能力者。

この彼との最後のルフィ戦、“シャンドラの灯”に掛け合わされ、そこまでのバラエティ感を一気にひっくり返すドラマチックっぶりにはたまげる。

もっと最初からキビキビ動けよと言いたくはなるが、その前半ののらりくらりの甲斐あって最後の5話ぐらいで一気に火がついて燃え上がる展開はとても良かった。

麦わらルフィの存在感に負けず劣らずのワイパー。空の戦士たちのリーダー。カリスマ性。顔面タトゥーのカッコ良さ。
最新巻までコミック読んでても過去振り返ると単体でここまで存在感を放つキャラはなかなかいない。

とても見応えがある“空島編”、完結。

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TSUTAYA DISCAS運営の映画コミュニティサイト「Discover us」にて同アカウント名でコラムニストをさせて頂くことになりました。
https://community.discas.net/announcements/ib1wyncr43idknqm
別視点で色々映画について書いていこうと思います!ご興味ある方は是非お待ちしております!
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