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ワンピース 脱出!海軍要塞&フォクシー海賊団編のmatchypotterのレビュー・感想・評価

4.0
ついにシーズン7まで来た。ここまでで228話。
現在の全体の約5分の1ぐらいだろうか。

これまた前シーズン“空島編”と次シーズン“ウォーターセブン編”の間の繋ぎ的なシーズン。

コミックにもある例のしょーもないノロノロビームの“フォクシー海賊団”の件もあるが、空島から落下した瞬間から“海軍要塞”の中に迷い込んじゃったりして、特に前半戦はアニメならではの世界が広がる。

ここから“ウォーターセブン編”。
つまり、いよいよ例の“船大工”と、あの“ゴーイングメリー号”の話へと突入していく。

空島でもそこそこその“予兆”はあるが、コミックで読むとウォーターセブンで割と“それ”が唐突に来る印象。
だけど、このアニメシーズン7がそこをさらに印象として“予兆”と“活躍”と“余韻”を残してくる。

先の展開を知ってるだけに余計にエモく感じた。

にしても、“海軍要塞”にしても、“フォクシー海賊団”にしても、“海軍大将青キジ”にしても、この麦わら一味、特に船長ルフィの危機管理能力というか、責任感というか、その辺りがゆるゆる過ぎて、ウソップの気持ちもわからんではない。

そう考えると、それもまた“例の”ルフィとウソップの関係性の布石だったのかとか思い始める。

さらに布石といえば、ニコロビン。

彼女もまた“アラバスタ”からなんやかんやと同行しているが、まだどこかどっぷり感がなく一線引いてる印象。

だけど、“青キジ”との対峙やその前のチョッパーとの船番のペアでのやり取り。この辺で、ニコロビンの心境の変化のようなものが見て取れて何だかとても込み上げる。

全体的にはふざけたエピソードセットのシーズンだが、この前と後の布石としてかなりの役割を果たしているのもまた事実なり。

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