シーズン4まで。
今放送してるのがシーズン5だから追いついた。
相変わらず面白い。
中華統一への道。信の大将軍への道。
このシーズン4は、秦の国が他の国と覇権を争う物語ではなく、長きに亘る内政のいざこざ、もつれを収める話が中心。
王位継承者としてついに秦国の大王を継ぐ時期がやってきた嬴政。
その側近でありながら嬴政の即位をよく思わず、商人の出でありながら、自ら国を乗っ取らんと内政を画策して嬴政に対抗する呂不韋。
この2人の秦国内の2大勢力の鍔迫り合い、の大詰め。
政治的な鍔迫り合いだから当の2人が斬り合ったりすることはないが、呂不韋が嬴政の大王即位に際して、嬴政の母をけしかけ、嬴政の母らが独立国家を立ち上げ始め、その混乱に乗じて首都咸陽を攻めさせる。
その手引きなど、裏で手を引くのが左丞相の呂不韋。
長らく、嬴政の側近を務めながら今か今かとその時を待ち、ついにその呂不韋が計画を実行し、内部で衝突をするエピソード。
その鍔迫り合いの中で起きる国内の内乱の鎮圧や、その混乱に乗じて乗り出してくる楚や魏などの国外の列強と国境付近で食い止めるのが、、、飛信隊。
5,000人将まで登り詰めた信が、同じく頭角を表す若き将の王賁、蒙恬らと大将軍の座を巡って切磋琢磨し始めるのもこの頃から。
嬴政の中華統一という気が遠くなるような果てしない野望のもと、その道を共に切り開こうとする信の友情と、どんどん激化する争い。
外に向けて策を打つ前に、内部の膿を全て出し、清算するシーズン。
飛信隊の中でも河了貂の軍師としての成長も見どころで、我が推しの羌かいの信を支える優しさと儚さも良い。
ここから彼らの打って出る活躍や“六将の行方”が楽しみ。
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