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ハイキュー!! セカンドシーズンのmatchypotterのレビュー・感想・評価

4.5
やっぱりおもしろい、シーズン2。面白すぎ。

まさかの1日で一気見してしまった。どんどんどんどん引き込まれて次々に観てしまう。
1回見始めると観るのをやめたくなくなる。

このシーズン2は、春高の予選だった。
前シーズンでインターハイの予選で青葉城西に僅差で敗れ、苦渋を舐めたところから這い上がる春高。

日向と影山のコンビが板についてきて、他のメンバーの成長もあったが、荒削りのチームであることには変わらず、絶対的なセッターがいて総合力に勝る競合に勢いだけでは超えられなかった現実を突きつけられる。

しかし、その思いで3年トリオが残留を決め、再び、春高の予選の舞台でリベンジを果たさんと熱き戦いが始まるシーズン2。
再び、春高予選の舞台で青葉城西と、、、。

前半は春高前の強化遠征。
前シーズンで付き合いが再開した東京の強豪、音駒高校の繋がりで東京界隈の強豪校達と切磋琢磨する遠征。

ここで日向と影山が“変人速攻”を超える成長を遂げるわけだが、他のメンバー達も負けず劣らずの成長を見せる。

中でも同じ1年で、日向とミドルブロッカーとしてライバル関係にある月島。
いつも1歩後ろに引いているキャラ。よく言えばクレバー、悪く言えばスポーツマンとしては冷めてるヤツ。

彼が一皮剥ける。何か特別な必殺技を身につけるわけではないが、その1歩引くキャラクターの背景を描き、日向や遠征中の他校の強者達に半ば強引に自主練に巻き込まれる形で彼がその殻を破っていかされるような。

だからと言ってアツい男に生まれ変わるわけでもなんでもないが、こういう変化が烏野高校全体の活力になっていく。

それでもまだまだ荒削り。
でもその分、1試合1試合ごとでの成長が目覚ましい彼らの勇姿に胸を打たれる。

青臭くてこそばゆい部分もあるけど、それもひっくるめて憧れすら湧いてくる青春バレーボールアニメ、最高。

春高の予選、前回の悔しさがしっかり活かされていて、控えの選手の成長や活躍、レギュラーになりたい悔しさや、レギュラーでないが故の葛藤もある。

さらに、それを感じながら、それに支えられながら試合に出ていくレギュラーメンバー。
その化学変化というか、チーム全体で1つ1つ、目の前の勝ちを捥ぎ取る“飛べない烏”。

前回からの他校のメンバーとの関係性も歴史ができてより深くなり、東京への遠征で新たなキャラクターもたくさん。

そして、いつか、全国の舞台で、音駒高校と。
“ゴミ捨て場の決戦”、待ち遠しい。

そんなクセの強いキャラクターがどんどん増えようと、出てきた時にはガッツリ掻っ攫っていく田中さん、さすがっす。

そして、潔子さん、このシーズン2ではいよいよ。新たな1年マネージャーもできて、マネージャー業にも焦点が当たってる、素敵っす。

ここまでの青葉城西、音駒とのしのぎを削りながらも切磋琢磨し、尊重しながら相乗効果で成長し強くなっていく関係性が素晴らしい。
まさに高校生の青春。

まだまだ先が観たくて仕方がないので、まだまだやめない。

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TSUTAYA DISCAS運営の映画コミュニティサイト「Discover us」にて同アカウント名でコラムニストをさせて頂くことになりました。
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別視点で色々映画について書いていこうと思います!ご興味ある方は是非お待ちしております!
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