クイーンズ・ギャンビットのペインのレビュー・感想・評価

“一局、どうですか？”

所謂、映画的と感じさせてくれるドラマ。

たったの全7話、その語り口、画面構成に一切の無駄を感じさせないスマートさ。それでいって説明不足と感じさせることも一切ないチェス未経験者にも極めて親切設計な明快さ。チェス以外の義母の死を乗り越えていく描写や、初潮、初体験等の過程を描いていく青春映画partも見応えあり。

今までは『ウィッチ』が一番好きでしたが、それに匹敵するくらいのアニャ＝テイラー・ジョイ一世一代のベストアクト。