“[理想の愛]です。”
»寒がりの妻と娘のために「まほうの家」と謳われる、地下にある巨大な暖房設備で家中を温めることができる家を建てた夫…2人目の娘も生まれて幸せの絶頂だったが、やがて関係者が次々に死んで行くことに。
はい、俳優でもある斎藤工監督作品のホラーってことで見始めましたが…雰囲気は確かに極上でしたが。
そう、不穏な数々の描写に違和感を持たせるミスリードだらけの展開は、映画オタクな監督ならではだなぁと…後は誰がなんのために？と見入ることになりますが。
そう、ちょっと終盤は腑に落ちなかったりと、サスペンスとホラーを変にこねくり回した様にも見え、余韻としては今ひとつに…でも、タイトルとは真逆の救いようの無さは目にしっかりと映りましたし、理想の家族への念の怖さなんでしょうか。
にしても、暗いところに入るにはまずは懐中電灯を持ちましょうw
なお、俳優陣では、窪田正孝…ホラー系ももちろんハマって魅せます。
蓮佛美沙子…きっちりと巧さを披露。
奈緒…こういう役もすっかりお手の物ですね。
中島歩…ここでもいい味出しまくり。
窪塚洋介…流石です。
さらには、里々佳に松角洋平に、 岩谷健司に根岸季衣らのサポートも良き。
