大発見!じっくり心温まるハートフルストーリーの秀作を見つけってしまった。
少女ケイリー(キャミ・カーバー)は、毎年のように不幸な出来事が起きるクリスマスが大嫌い。感謝祭の日、彼女が住んでいたアパートが火事になり、引っ越しを余儀なくされる。
引越し先となった隣に住む老人オットー(ショーン・スティーヴンス)の悪い噂を聞き、最初は警戒するケイリーだったが、様々な話を聞かせてもらう内に心を通わせるように。
そして、不思議な"サンタ・ボックス"の出現で、優しさが循環していく。といった内容。
『ペイ・フォワード』が好きだったらハマる作品だと思う。
メインのキーワードとなる”サンタ・ボックス”にまつわるストーリー展開がとても気持ちよい。
まずは何といっても、主人公ケイリーがキュート。
そんなケイリーを育てたシングルマザーのレイチェル(テイタム・ラングトン)も愛らしい。
オットーは優しい賢者といった人物で、話す言葉が名言の宝庫。
映画や本から心に響くフレーズも引用したりして、ケイリーに優しい言葉を投げかける。
僕も普段から映画で心に残った台詞などを手元に書き溜めているが、相手にこうしてプレゼントするのは素敵だなと思った。
時には釣れるし時には釣れない
だが釣りは続ける。
小さな瞬間の積み重ねが大きな変化となる。
問いかけひとつで強くなることだってできる。
実は僕も、ケイリーと同じクリスマスイブではないが、【毎年必ずと言っていいほど悪いことが起こる日】があった。
正確には【そう思っていた日】があった。
けれど、この作品を観て考え方が大きく変わった。
映画って、人生や生き方によい影響をもらたしてくれることが数多くある。
だからやめられないんだな。(^^)
これは、子どもから大人まで観て欲しい名作だ。