最初に言いたい。これは名作!
2人の娘を持つ僕には刺さりまくり、じんわりと心温まる、まさにハートウォーミングな感動作品だった。子役のメアリー(マッケンナ・グレイス)も、とんでもなく可愛い。
独身の叔父フランク(クリス・エヴァンス)と、片目の猫と共に、和やかな日々を送る7歳の少女メアリー。
そんなある日、類まれな数学の才能を発露させた彼女は「ギフテッド」と呼ばれる天才であることが判明。
その類いまれな才能をめぐり、周囲がさまざまな形で反応する中、メアリーの平穏な生活は揺らぎ始める。といった内容。
瞬時に計算できる「トラハテンベルク法」などでアッサリ計算していくところから、黒板でつらつらと難解な数式を解いていくシーンなど、次第に解放されていく天才ぶりにワクワク。
一番好きなシーンは、2回目の「イーブンソン先生おはようございます」。メアリーの表情が最高だった!
このシーンは、繰り返し何度も観てしまった。笑
ミスリードされるシーンも抜群。
自分の娘の時を思い出した。
また、『キャプテン・アメリカ』のイメージが強いクリス・エヴァンスがメアリーの叔父フランク役を見事に演じている。
心情の表現やキャラクターの演じ方も素晴らしく、個人的には『キャプテン・アメリカ』より、とても合っている役柄だと思った。
劇判はロブ・シモンセン。
後に成長したマッケンナ・グレイスが主役を務める『ゴーストバスターズ/アフターライフ』の劇判もやっているのは胸熱!
劇中歌も素敵な曲が多い。
中でも、イギリスのシンガーソングライター、キャット・スティーブンスが好き。
僕は、アメリカのハードロックバンド、ミスタービッグがアコースティックカバーし全米27位になった『ワイルド・ワールド』をギターで弾き語りしていたので、とても思い入れがある。
よく練習して、よく歌ってました。懐かしい🥹
SE、曲含め、とても音の使い方がよく、演出面に貢献している。
音質も素晴らしい。
【教育方針、のびのび育てる、本人の選択】については、育児をしてきたものとして考えさせられた。
ラストも良いな~。。。