ねぎおSTOPWAR

毒親<ドクチン>のねぎおSTOPWARのレビュー・感想・評価

毒親<ドクチン>(2022年製作の映画)
3.7
駐日韓国文化院のコリアンシネマウィークにて観させていただきました。

「覗き屋」の脚本書いたキム・スインさんが今度は監督/脚本ね。なるほど。

ストーリーは・・
どこまで言っても大丈夫かな・・
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女子高生ユリは班長で勉強も頑張っている優等生。しかしテストを受けていると嘘をついて湖畔に集い、なんと集団自殺をしてしまう・・。
警察は捜査に乗り出すが、「そんなはずはない!」と自殺を頑として認めない母親。そして疑わしい人物も出てきて・・・
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もうね、邦題がこのタイトルになっている時点で壮大なネタバレなんですけどね!😆
今作を観て思うのは、あー韓国も日本も同じだなあ・・って。
このところ日本ではいわゆる団塊ジュニアも立派な親の世代。なんなら新人類と呼ばれたブロックすら親ですよ、もう。《核家族化のデメリット》として世代間の分裂と孤独な子育てが言われて久しいですが、ついに某県では子供の留守番すた罪だ!と法制化しようとするという暴挙・・。いったい誰のせいでどうしてこんなことに??
そもそも日本と韓国の共通点として、欧米のように小さい子供を一人部屋に置くなんてとんでもないわけです。むしろいくつになっても過保護な関わり。まあね、だからこそこういったお話が成り立つんですよね。


・・・それにしても、劇中にこんなセリフが出てきます。
「ノーカントリー、レオン、エレファントは子供でもないのに牛乳を飲んでいるだろ、あれ全部サイコなんだよ」
おいおい🙄、レオンは変わり者でも社会不適合者でも「サイコ」って呼び方はやめてくれーー!!w



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