『赤い河』みたいにシンプルな父殺し映画かと思いきや、中上健次みたいなギトギトの血縁劇に突入してびっくり。
ロバート・ミッチャムは村中の女と関係を持つ怪物みたいなオヤジで、マザコン気味だったはずの息子…
この映画でのロバート・ミッチャムはアメリカ的な父親像と男性像、リーダー像を極端なまでに歪ませたような人間で地元の名士として見事に振る舞っている一方で何を判断するにも自分イズムで欲しいものは狩りでも女…
>>続きを読むはじまりの壮大なスコアからもう最高。撃たれたミッチャムを支えるジョージぺパードと3匹のワンちゃんの図はそのままお祭りの山車の題材にしたいくらい完璧。まだはじまってもないけど映画。若い頃はやけに冴えな…
>>続きを読むメロドラマって言うか、親子・夫婦・恋人・兄弟で釦を掛け違いまくるさまを、じっくり観る……
まあ、十中八九ロバート・ミッチャム父さんが悪いし開き直りっぷり?が、なかなか凄い。権威を笠に着たお仕着せが多…
テキサス州クラークスビルを舞台に親子の断絶を描くメロドラマの一本!地元の名士ミッチャムの父権主義の威圧感と女たらしぶりがとにかくキモい!それでこそミッチャム!メロドラマのミザンセーヌとして死の境界線…
>>続きを読む「肉体の遺産」
冒頭、 アメリカ南部。ここはテキサス。荒野の林の中、野鴨を待つ狩人、17歳の息子、使用人、訓練、大イノシシ退治、獲物、拒絶、腹違いの兄弟、綿加工場、子供、結婚。今、父と息子、男と女…
ジョージペパード演じるレイフが儲け役とも取れるが、もう切ない。
長尺である理由がある。丁寧なのに多くは語らず、複雑に絡む人間関係、、、面白いと言って良いのか、画面の中の登場人物たちは大変だろうな💦…