このレビューはネタバレを含みます
2012【井上靖と家族の実話】伊上家の長男の伊上洪作 (役所広司)は兄妹の中で1人だけ両親と離れて育った。母親の八重(樹木希林/内田也哉子)に捨てられたと思い距離を置いてきた。父親の隼人(三國連太郎…
>>続きを読む「わが母の記」は井上靖の自伝的小説の映画化で2012年の118分の作品。本作では井上が幼い時に、両親とは離れて、血のつながらない祖母と伊豆で生活していたことが背景となっているが、本作では、それが1分…
>>続きを読む文豪井上靖と彼の母親の関係を綴った物語。
幼い頃、井上靖は伊豆湯ヶ島の戸籍上の祖母の元に出され「自分は母親に捨てられた」という思いがずっとあったという。
やがて時が経ち、年老いて認知症を患った母親に…
忘れられることはショックなことなのに、そこに母の茶目っけを感じてニヤッと笑う瞬間とか、自分の初めて書いた文章を大切に持っていて、母が自分を捨てたわけではないと知る瞬間とか、心情の移り変わりが繊細に表…
>>続きを読む井上靖の自伝的小説を映画化。
作家である伊上洪作とその母、そして2人を囲むように家族と姉妹たちが描かれている。
どんどんとボケていく母。
そんな八重に振り回される家族達だったが、そんな中にも愛…
みんなのおばあちゃま樹木希林✨
時代的なこともあってなかなか理解しにくい内容かつ、超会話劇で集中力が持たなくてなかなかついていけないなぁと思ったら
樹木希林が詩を読むところでぐっと引き込まれた…
この作品の全てを語るならば、原作を知り、時代背景を知り、何度か見返す必要があるように思う。そのため、具体的な内容についての批評は上手く書けない。
今回はとにかく割り切って、感覚的な視点から映像の美…
"作家・伊上浩作はおばあちゃんにやさしい しかし息子の浩作は恨んでいる 恨みが原動力 恨みを忘れたカナリアは唄わない"
琴子ちゃんは父親を真っ直ぐにみている そして大事にしていること だいすきだと…
どうしてもこんな作品を観たら自分の母のことを思ってしまう。最近久しぶりに会った母は随分と歳をとってしまっていた。でもいつまで経っても母にしたら自分はただの子どもなんだなぁ。うちは幸いまだ認知症にもな…
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