未成線転用の国鉄バス五新線への興味で観たのが最初。ミニマルな脚本と雄弁な映像にぶっ飛んだ▼離散する家族を描いた山村過疎化の一事例、表面的にはそれだけの話。半数の人が寝ちゃうのは知ってるが、現地でスカ…
>>続きを読む1997年の作品なのかぁ
当時、劇場に見に行って3回位見たのかな
パンフレット、茂野雅道のサントラも終わってすぐ購入した
ティーチインで河瀨直美に質問もした
当時の自分はいわゆる若く青春の時代ではあ…
ゆっくりした奈良の田舎風景に、田舎の生活。國村隼と尾野真千子以外は、顔もみたことがなく新鮮な俳優たちで、のんびり話が進んでいく。あの名作牯嶺街少年殺人事件のような間と淡々とした出来事
こういう…
遥か先まで映る山々。
ノスタルジジー感じる吉野の自然の映像美。
子供たちの声や、虫の声。
優しい音色のピアノ音楽。
風に鳴る風鈴の音。
フィルムに残った村の優しさ、温かさ。
山々の自然の映像美と繊…
自分の手元に置いて、もう一度観たくなる作品でした。
必要最小限の台詞のため、ひとつ聞き逃すと関係性がわからなくなる。
目の前の家族も、見たままよりもっと複雑なようだ。
むせかえるような緑に次ぐ緑…
美しい山の生活の中と、翳りを見せる家族の生活。
家族は崩壊して、自分を作ってきた緑の中での生活を変えても、人は生きていく。
山に生かされているという感覚に近いのか。山の恵みを受けて生きながら、厳し…
自分はだいぶ前の初見の時はカンヌで賞を獲ったという事で見たんだけど、今となっては尾野真知子のデビュー作として見る人のが多いでしょうね。
淡々としていてセリフも少ないので、良く言えば味わいのある、悪…