多分10年以上ぶりの再見。部屋でマオマオ言ってる印象だけ残ってたけど、今回面白かったのは終盤の列車のシーン。ここだけ80年代のゴダール(『右側に気をつけろ』等)を思わせる落ち着いた色調と光の具合。爆…
>>続きを読む政治と芸術の間をさ迷い歩いているゴダールの映画だ。迷ってるのだからその意味で未完成品だ。
この映画は観ている人間に問いを与え考えさせる力が圧倒的だ。観れば否応なく考えざるを得なくなってしまう。私も時…
マルクス主義、文革に心酔するパリの若者を描く。ゴダールが政治色をモロ出した作品。
当時"今作られつつある映画"だったものも50年以上経ち、その後の世界を知った上で見ると、テロリズムに傾倒していく危…
複数のモンタージュとひたすら学生が思想を語る会話劇。正直会話の8割くらい理解できなかった。でももう一度見たい。ファッションのような思想、根本が理解できていないが故にすぐ暴力に走る彼らを皮肉を交えて…
商業映画と決別直前のゴダールが撮ったヴェネツィアでの審査員特別賞受賞作。
毛沢東思想に傾倒した学生が文化人の暗殺を企てる物語です。
文化大革命開始後、五月革命前のこれ以上ないタイミングで当時の若者た…
女性を待つ画面やや奥の男性の動きを見ていると右側から不気味に柵が姿を現しゆっくりと画面を横断し覆っていくシーン、興奮した。
色の配色、撮り方がとにかく素晴らしく、大胆な色の配置にも関わらずいやら…
このレビューはネタバレを含みます
例によってゴダールは10分で飽きるなあ。
カメラとセットはいいのにいかんせん脚本が面白くない。
食材は揃ってるのにとりあえず全部鍋にぶち込んでるみたいな感じ。
共産主義って先進国だとブルジョワの道…
このレビューはネタバレを含みます
この色鮮やかな色彩とポップな絵作り。
全編通して学生映画のような一方通行なノリ。
この異質さが、今見ると逆に真新しくもあり、どこかノスタルジック。
悲しいけれど、
「革命」って言葉自体、
今では…
La Chinoise, un film de Jean-Luc Godard. © 1967 Gaumont / Ciné-Mag Bodard / Roissy Films / M. Nicolas Lebovici.GE - EURO INTERNATIONAL FILMS, S.p.A.