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神と共に 第二章:因と縁のみやびのレビュー・感想・評価

神と共に 第二章:因と縁(2018年製作の映画)
3.0
ファンタジー・アクション映画『神と共に』シリーズ第2作。
「第一章が台無し」とまではいかないが、前作が面白かっただけに、続編となる本作は、少々残念な出来だった。


生まれ変わりの権利を得るために、1000年で48人を転生させてきた冥界の使者3人。

彼らはある日、怨霊と化した者の弁護を担うことになる。しかし、その人物は裁判が受けられない状態にあったため、閻魔大王からあるミッションが課される。といった内容。


前作は、美麗なVFXとアクションが秀逸で、泣けるところもありと良作だったが、本作はだいぶ毛色が違う。

まず、期待していた派手なアクションや戦闘があまり無い。
ファンタジー的要素も希薄に。

使者3人の過去に纏わる話、人間模様がメイン。


ハリウッドに負けじと登場してきた”パークから抜け出してきたような”古代生物と戦ったりするが、何がしたいのか謎。

「僕らのVFXだってこれぐらいやれるんだぜ?」って示したかったのかどうかは分からないが、全然「本家」に敵っていない。笑


演出も急に雑。

一作目で出てきた消防士の弟、キャラが全然違う。


・・・と、どうした感。笑


後半、1000年前に起こった出来事についてシリアスな展開になるが、それを踏まえると、前半のコメディパートは不要でしかない。

投資話は、前半で面白いと感じたが、後半まで出てくるとは。苦笑


1作目で予算が尽きたのかと思うほど、前作と違っていて驚いた。
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