BigDipperさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

4.1

恋や愛についてあんなに熱く語れて、65歳の誕生日に満ちたりてまわりの人の幸せを願えるビル、すてきだ。ああいうおばあちゃんになりたい。

ブラピがかっこいいやらかわいいやらで、何回か息止まりかけた。クレ
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マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

4.4

英語が苦手なシャシのもどかしさも悔しさも、仕事ができない今の自分と重なりすぎて爆泣き。

一歩ずつ、確実に。自分のことをいちばん助けられるのは自分。

最後の結婚式のスピーチは、将来頼まれることがあっ
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ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

3.8

全部を言葉にすることはあえてしない。できない。でも音楽がある。

楽器屋さんでのセッション憧れちゃう。

begin again が1番好きな映画なんだけど、そのカケラがたしかにある。ジョンカーニーの
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ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期(2016年製作の映画)

3.7

その人の全部を受け止める。愛は理屈じゃ説明できない、もっとずっと先にある。

エドシーラン、「イエスタデイ」に出てたけどここでもちょい役で出てる笑

エンドロール後のトナカイセーター着た写真にきゅんと
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LIFE!(2013年製作の映画)

4.8

ウォルターの真摯さを最初からみてくれてるショーンみたいな人もいるんだけど、冒険をはじめてからの輝き方は全然ちがう。
それはきっと、社訓でもあるthe purpose of life を信じるだけでなく
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るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

4.0

殺陣が圧巻。アクションなのに綺麗。役者さんたちの熱を感じる。

上映後のお手洗いでJKたちがまっけん〜〜!て騒いでたの、私も混ざりたかった笑

あと最初の列車のシーンから江口洋介に心持ってかれたかっ
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

4.1

理由なんかなんでもいい、なんとなくでいい。好きに生きてこーって肩の力が自然と抜ける映画。

誰かに作ってもらうごはんの方がおいしいんだよね、1人暮らしする前に母の料理たくさん食べておこう。

マリメッ
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

2.9

メモをみつけて読んでも、そこに彼女はいないのよね。

パイを食べる長回しのシーン、どうしようもない悲しさが伝わってくる。

真珠の耳飾りの少女(2003年製作の映画)

3.8

静かな、密やかな時間が全体を通して流れてる。絵画のような映画。

ポーズを取るシーンのスカーレットヨハンソン、本当に絵みたいで吸い込まれそうだった。

フォーカス(2015年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

さかなクンがウィルスミスに扮したver.のポスター見たことがあって、気になってた映画笑

詐欺シーンは華麗で見ててわくわく。

けど、なんでそんなにジェスが大事なのに偶然再会するまで3年も放っておいた
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.8

悲しみや苦しみを抱えて心が縛られているからこそ、場所には縛られたくないのかも。

自然の中に身を置いて、交わった道で人と出会って別れて、少しずつ手放していく。

ベッドから抜け出してバンで眠ったシーン
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シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~(2012年製作の映画)

3.5

さっくり観れちゃうけど、ちゃんとクスッと笑かしてくる。
お料理映画やっぱり好き。

ジャンレノが娘のために焼いてたパンおいしそうだったなぁ、あれなら試験がんばれそう。

明日への地図を探して(2020年製作の映画)

3.7

目を凝らして、心のアンテナを張って、ようやく気づくようなちょっとした出来事。

その1つ1つを奇跡と呼ぶまっすぐさが、疲れ気味の私たちにもきっと必要だな。

自転車で校内走るやつ私もやりたい〜

ダーティ・グランパ(2016年製作の映画)

3.4

DE OPPRESSO LIBER (抑圧からの解放)

元特殊部隊だったおじいちゃんが、孫を息苦しい人生から解放する&長年亡き妻に尽くしてきた自分も解放する笑

マイ・インターン観てから大好きなデニ
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ローマの休日(1953年製作の映画)

4.4

大学生活最後の1本。

ベスパで街中かっ飛ばす大胆さも、真実の口に手が食べられちゃったと本気で信じる純粋さも、最高にキュート。
オードリーに心鷲掴みにされた。

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.5

豪華さは常に危うさを含んでるし、愛と執念は似たかたちをしてる、と思う。

ギャツビーの理想を描く力は眩しくて強くて、デイジーには受け止めきれなかった。

ランでいっぱいの部屋で2人が再会するシーンが最
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.8

愛情のような友情とか、友情のような愛情とか、愛の境界はどこまでもあやふやなんだよな。

終盤で失敗してもいい!とはじめて大胆に行動できたエリーを見てると、面白いのはこれからだと信じられる。

エリーの
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

画面越しでは感じられないはずの半地下の匂いを、確かに感じた気がした。苦しい。

きっと息子があの高台の家を買える日は来ないし、お父さんが地下から出れる日も来ない。息子の計画はいつもうまくいかなくて、格
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インターンシップ(2013年製作の映画)

4.4

ちょっと暑苦しいけど、まったく偉ぶらないキュートなおじさん2人組。同じチームのインターン生と同じように私もどんどん心を鷲掴みにされた!

たとえIT系でも、届ける相手は人間だから働く人の人間力も問われ
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落下の王国(2006年製作の映画)

3.7

こわいくらい綺麗なお話の世界がほとんどCGなしで撮影されてると聞いて、作り手の強い想いに思わず息を呑んだ。

ロイのネガティヴさに満ちた話が、無邪気なアレクサンドリアによって徐々に変わっていくところが
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.9

揺らいで、すれ違って、背伸びして、かすり傷つくって。けどちょっとずつ進んでく。
思春期なんてそうまっすぐにおくれるもんじゃないよね。

シスターが、注意を払うのと愛情は一緒だと思わない?ってレディバー
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天外者(2020年製作の映画)

4.1

母に誘われて、珍しく邦画を。

地位でも名誉でも金でもなく、大切なのは目的。
五代友厚と、演じた三浦春馬の想いが合わさってぶわぁぁって込み上げてきて、自分でも訳がわからないくらい泣いてしまった。

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僕はラジオ(2003年製作の映画)

3.9

自分の正しいと思うことして、気づかないうちに大切な人を傷つけてることがあるんだから難しい。お父さんを遠く感じてしまった娘の気持ち、痛いほどわかった。

そんなに沢山のものを大事にはできないから、1番大
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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

3.4

ゆるっと見れて、けどちゃんとわくわくできるクライム映画。

ブラピもジョージ・クルーニーもほんっとにかっこいい💯

エイブのキッチンストーリー(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

@ filmarksオンライン試写会

料理×いい音楽の組み合わせ大好き。でもこの映画は家族とアイデンティティの要素の方がメインかな。

エイブがみんなを想って作ったフュージョン料理を囲んでもなお、収
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ホリデイ(2006年製作の映画)

4.9

ホリデーシーズンの暖かくて思わず微笑んでしまうような空気感に満ちた映画。

冒頭で歩くのを嫌がった道を、自ずから駆けていくアマンダの泣き笑いが嬉しくて、めっちゃ泣いてしまった。

キャスト豪華なのは言
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ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方(2018年製作の映画)

3.9

繊細なバランスで自然の歯車が回っていること、何よりもその美しさと作り上げるまでに要する忍耐に、圧倒され続けた90分。

"comfortable level of unharmony"というフレーズが
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

3.1

途中で切っちゃいけない映画だった、再開するのが苦しくなっちゃった。

ぐしゃっとまとめた髪と、半開きの口。

最後のドレスの青が悲しい。

E.T.(1982年製作の映画)

3.5

突然の医療ドラマみたいな展開にえっ...?ってなってからの、E.T.復活とエリオットの嘘泣きの場面がコミカルで好きだった。

E.T.を見つけてくれたのがエリオットでよかったなぁ。

DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

3.2

鎌倉の空気感なら、確かに人間ならざるものも暮らしやすそうかも。

黄泉の国のシーンとても好きだけど、作家の創造力もっとがんばれって思っちゃった。笑

ビフォア・ミッドナイト(2013年製作の映画)

4.5

お互いの嫌なところを知り尽くして、苦い現実も目の当たりにして。

何度でも歩み寄る。完璧ではないけど、それでいい。

おとぎ話のような出会いの18年後をここまでリアルに描くとは。3作品まとめて大好きな
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.4

不器用で痣だらけ。強がりで見栄っ張り。Undatable。

自分の弱さを鏡写しで見ているようで、目を背けたくなる場面が何度も。

タイトルの由来がかわいい。

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

4.6

9年間の空白を一瞬で忘れてしまいそうになるくらい、ずっとお互いの心の深いところにあの夜があった。

今この瞬間は隣にいるのに、触ったら消えてしまいそうで掴めないもどかしさ。

最後の終わり方がよすぎる
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

5.0

夢のようで、でもわかり合える人と出会えた確かな感覚。

「ロマンチックとは何か」のすべてが詰まっている気がする。スマホがあってはいけない世界線。

あんな風に口説かれたら電車降りちゃうね。

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.6

とても純で、切ない。

多くを語る必要はない。というか、私の語彙力では伝えられない。いい映画。