二大SFモンスター夢の対決。遺跡調査チームが南極の地下遺跡の発掘探査に向かうが、そこには宇宙怪獣エイリアンが眠っていた。さらにプレデターも現れ、調査隊員たちは怪物たちの激しい死闘に巻き込まれてゆく。>>続きを読む
勝てない、金ない、人気ない。
3ナイ球団アスレチックスのGMビリー・ビーンが編み出した低予算でチームを優勝させるためのメソッドの映画化。
作中でも出てくるんですけど、ビル・ジェイムズが提唱した客観的か>>続きを読む
暗っぽい森の木々を撮るカメラが上から下にゆっくり移動する映像から始まり、ハエが集る何かの生き物の死体がフレームインしそうなところで画面が暗転。場面が変わって「ピンポーン」とエレベーターの扉が開きレジャ>>続きを読む
スコリモフスキ監督による童貞映画の決定版。
当時、世界最先端のお洒落暴力街だった70年代のロンドンを舞台に非モテ美少年の恋が描かれている。ビートルズのポール・マッカートニーの元カノとして有名なジェーン>>続きを読む
今更『妖怪ウォッチ』というアニメについて何かを説明する必要もないんだけど、夕方に子供が観る作品としてスッゴイ高い完成度だと思う。社会的に危険なことや子供の心に波風を立てるようなことはもちろん、「食の倫>>続きを読む
スキャンダル後『ラストスタンド』の老保安官役でトミー・リー・ジョーンズばりの深みを携え映画界にカムバックしたシュワちゃん。本作は彼がデヴィッド・エアーとタッグを組んだシュワ主演作としては異色のフィルム>>続きを読む
自身の作品を発表することなく大量のネガを残してこの世を去った写真家ヴィヴィアン・マイヤーの半生を追うドキュメンタリー作品。彼女の写真をオークションで偶然入手したジョン・マルーフが彼女の足跡を辿っていく>>続きを読む
賽とはお釈迦様がお作りになったもので、その六面には世界が描かれているとされる。一の目が示すのは天に無双なるお天道様、この世に生きとし生けるもの有象無象を総じて六の目とし、四五三二はそれぞれ東南西北を司>>続きを読む
音楽業界のトラブルを華麗に解決するロックンロール探偵のフォード・フェアレーン。彼を演じる怪男児ダイスマンの問答無用で画面を支配する一斉一代のゴキゲンな超演技が見物だ。太いモミアゲ、デカいサングラス、肩>>続きを読む
『ハートブルー』のリメイクっていうか設定と話の流れだけ借りた新作アクション映画。エクストリームスポーツ犯罪集団に潜入するFBI捜査官を描く潜入捜査モノ。
この映画について最初に言っとかなきゃいけないの>>続きを読む
サスペンスの映画の金字塔。
クラッシック映画として年代を考慮したとしても、ミステリーの部分は途中でことの真相に予想が立つ程度の単純な謎解きだ。しかし、この作品の本質はそこには無い。むしろ「第三の男」が>>続きを読む
フィルム撮りのザラついた質感の映像はようやく映画に色が付きだした1950年代名画のような手触り。古き良き時代の作品のように、雄弁に多くを語らず演技は控え目で味気なくも優雅さと気品に満ちたラブストーリー>>続きを読む
東南アジア某国に海外赴任してきたアメリカ人家族が現地で暴動・革命に巻き込まれ暴徒から逃げるという壮絶なバイオレンス映画。ドキュメンタリー作品の『アクト・オブ・キリング』で語られた惨劇をモデルにして当事>>続きを読む
秋頃にテレビ再放送を観た。
BSで放送していた1987年版『ロボコップ』に続いて次の日はケビン・ベーコン主演『インビジブル』が吹き替え版で帰って来た。巷ではヴァーホーベン大先生のブームが再燃している模>>続きを読む
ピクサーがおくるオールCGアニメーション。
子供の頃に衝撃を受けた全編3DCGアニメ『ビーストウォーズ超生命体トランスフォーマー』から20と余年。CGアニメーションのネクストレベルをみた!自然表現がス>>続きを読む
1990年代に初登場した後発キャラにして、現在マーベルコミック屈指の人気キャラへと成り上がったデッドプール主役のX-MENスピンオフ。80年代アクションのノリと下品なブラックユーモアをスーパーヒーロー>>続きを読む
『おねマス』の湊莉久ちゃんと天使もえちゃんコンビが出てます。可愛い。恵比寿マスカッツ第二世代ってことでのフックアップだろうから劇中でも「天使の方が可愛いから!」って言って欲しい。
製薬会社の臨床実験の副作用で魚人間になってしまったフリーター男。魚人間を取り巻く登場人物たちが彼と戸惑いながらも関係していく様子を描いたシュールコメディ。
「人でなくなった人は人なのか?」という問いか>>続きを読む
ヴァンダム伝統のダブルロール。
ヴァンダム演じる刑事アランはある事件で殺されたヴァンダム演じるヤクザものが生き別れた双子の弟だと知る。彼がなぜ殺されたのか探るために、弟の育ったアメリカニューヨークで彼>>続きを読む
黒澤清監督がテレビ映画『降霊 KOUREI』としてリメイクしたことでも知られるサスペンス。ミステリーと心霊を題材にした英国文学らしい細密なヒューマンドラマだ。
オカルトに陶酔し異常な心理状態の妻を舞台>>続きを読む
当時の最先端特撮技術を使用したクリストファー・リーヴ版スーパーマンシリーズ三作目。
前作と比べてコミカル色を増した演出となっていて、スーパーヒーローに芽生えた悪の心がクラーク・ケントと対峙するシーンが>>続きを読む
どなたが考えた言葉なのか知らないが「どんでん返し映画」のことを「マインドファック・ムービー」なんて呼ぶらしい。欠片もセンスを感じない造語だな。ダサい。お役所仕事の「母さん助けて詐欺」の方が格好つけてな>>続きを読む
人気漫画の実写化って「絵面を漫画にどこまで似せられるか」を最初から放棄しちゃってる作品が多い気がするのだが、この作品は原作のキャラクターのルックをトレースしつつ、若い演者たちの初々しい姿をとらえた愛ら>>続きを読む
百田尚樹のベストセラー小説を日本のヒットメーカー山崎貴監督が映画化した戦記映画。自身の祖父が特攻隊員だったことを知らされた姉弟は、当時の祖父を知る戦争体験者たちを訪問し、祖父宮部久蔵がどんな人物だった>>続きを読む
『屋敷女』『恐怖ノ白魔人』のジュリアン・モーリー&アレクサンドル・バスティロ監督のホラー。死にかけババアの独りで暮らすお屋敷に泥棒に入るという不謹慎な話だが、スラッシャー映画というのは被害者側にもある>>続きを読む
人形しか愛せない殺人鬼を描いたスプラッタホラー作品。素手で死体の頭皮を剥ぎ取り、猟銃で撃たれた頭部が辺りに飛び散ったりと、トム・サヴィーニが手掛けた過激な人体破壊表現が売りの80年代スラッシャーである>>続きを読む
『リアリティ・バイツ』でもそうだがベン・スティラーは生き生きとした人物の動的なアクションを撮ることが上手い。『LIFE!』のスケボーシーンはある種の厳かさすら感じるパワフルな演出だった。本作ではスリラ>>続きを読む
ベン・スティーラーが『ライフ・オブ・パイ』のスタジオと組んで珍しくコメディ映画っぽくない普通の劇映画を撮ったのが本作なのだが、蓋を開けてみると本当に普通の映画だったから拍子抜け。
主人公にあんまり切迫>>続きを読む
チェコのマリオネット人形劇アニメ。
森の住人たちの設定は自然物に宿った神であるというアニミズム的な解釈のおとぎ話で、実写のなかに糸繰り人形が動いてるっていう絵面が面白い。私がこの作品をみたのは『ひなぎ>>続きを読む
監督は『エイリアン』『ブレードランナー』を世に送り出したSFの巨匠リドリー・スコット。未知の恐怖や重苦しいテーマを扱ってきた彼だが、本作は70年代のディスコミュージックにのってアッパーなテンションで火>>続きを読む
2008年の世界金融危機とは何だったのか?語られるべくして語られなかった実話を題材にした映画。疑似ドキュメンタリーテイストのメタコメディで、アメリカ住宅市場の破綻にいち早く気づいた四組の男たちを描く群>>続きを読む
公開時に立ち読みしたキネマ旬報のコラム欄にボロカスに書かれていたのが記憶に残る。けっこう棘のある批評家の方の意見だったので、「お前らさすがに言い過ぎだろ。小栗旬主演の人気ドラマだぞ?」と思いつつも何と>>続きを読む
現代社会を風刺するドイツのベストセラー小説の実写化したブラックコメディ。1944年から現代にタイムスリップしたヒトラー総統は冴えないテレビマンに拾われ、アドルフ・ヒトラーのモノマネ芸人としてテレビ出演>>続きを読む
ナチス・ドイツ時代の収容所で、ゾンダーコマンドーという特殊な階級を与えられた囚人たちを題材にした作品。ゾンダーコマンドーの視点でホロコーストを追体験する恐ろしい映画だ。観客は、ガス室に送られた人々の死>>続きを読む
EXILEメンバー等によるチームギャング映画。今をときめくヤンキー役者陣による夢の大運動会である。
園子温監督の『トーキョートライブ』がイマイチ振るわなかったのは、登場する不良のイメージが薄っぺらで古>>続きを読む
ディズニーCGアニメ最新作。
子供が観るべきアニメ作品だと思う。「ありのままで生きろ?いや違う!誰だってなりたいものになれるんだ!!」というテーマで夢を持つことの意義を前向きに肯定した冒険活劇。作り手>>続きを読む