ミートさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

プリデスティネーション(2014年製作の映画)

3.5

オーストラリア映画です。不思議な不思議なタイムリープものです。すべてのからくりに気付いた後も判然としない気分になるのは、タイムリープにあってはならない事(paradox)だらけだからでしょうね(笑)。>>続きを読む

007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

4.5

前作「カジノロワイヤル」の続きから始まります。そして、製作者側の「本作における」願い通り、映画の上映時間が非常に短くまとめられています。

今作はボンドのヴェスパーに対する文字通りの”Quantum
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007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

5.0

イアン・フレミング考案Vesper Martiniはベルモットの代わりにフランス南西部ボルドー産アペリティフワインのキナ・リレを入れるのだが、今やキナ・リレは生産されていないことを御存知か?

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.5

 この映画で描かれている2008年11月26日のテロのことを皆さんは覚えておいででしょうか。
 いまだに事件の全貌が明らかになった訳ではないようですが、事件の首謀者というか裏組織はパキスタンに存在して
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バリスティック(2002年製作の映画)

3.0

大好きなバンデラスとルーシー・リューの二人の共演ですので、ええ、そりゃもう期待しましたとも(笑)。何もすることがない昼下がりにのみ最適な映画。

な~んにも前知識が無く観た感想としては、ルーシー・リュ
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ママ友(2013年製作の映画)

4.0

実際は9分にも満たない小品であるが、おっそろしい映画。日本人の人間主義(「じんかんしゅぎ」ね。)からどれだけ道を外れているかという怖さ。
(以下ネタバレ)
口の悪い方の母親が本当に子どもを殺しているな
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最強のふたり(2011年製作の映画)

5.0

ひっさびさに満点つけちゃった。6点つけても良いくらい好き。

ルドヴィコ・エイナウディの音楽が心地よいし、大好きなアース・ウィンド・アンド・ファイアーの曲と相まって否が応でも気分が高まる。

扱ってい
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たまもの(2004年製作の映画)

2.5

うーむ。長すぎる。モチーフは素晴らしいと思うんだけど、天才いまおかしんじをもってしても、ここまでしか短くならないのか。ジャンル的に言ってカットできない(エロシーンね)シーンがあると言うことは理解出来る>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.5

 作品としては文句ないです。無駄がないストーリー展開と素晴らしい映像美で、流石はアカデミー賞作品賞だなと思います。米国における人種差別の歴史を感じることができますしね。

 しかしながら、チャドウィッ
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エンド・オブ・ステイツ(2019年製作の映画)

4.5

原題は”Angel Has Fallen"

この三部作も一応終わり...なのでしょうか?

「エンド・オブ・○○」という邦題にせざるを得なかったのは、日本人には難解な原題のせいもあるような気がします
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エンド・オブ・キングダム(2016年製作の映画)

4.0

原題は"London Has Fallen"。VFX合成で米英合作。

批評家には受けなかったようですけど、観はじまると息をもつかせない展開で観る者を飽きさせません。

ERで観て以来大好きなAnge
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イップ・マン外伝 マスターZ(2018年製作の映画)

4.9

「葉問外傳: 張天志」でございます。文句なし。マイナス0.1はイップ・マンとドニー・イェンに対するオナーです。

主演は『イップ・マン 継承』でも大きな存在感をアピールしたマックス・チャン。彼は中共全
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イコライザー2(2018年製作の映画)

4.0

さあ、アマプラで(笑)待ちに待った二作目でございます。

もともと”The Equalizer”(日本名は「ザ・シークレット・ハンター」ですね。)は、Wiki(本家版)によると1985年9月18日から
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エンド・オブ・ホワイトハウス(2013年製作の映画)

4.0

毒を吐く感じになっちゃいました。ご批評ごもっともです。気分悪くなられる方がいたらごめんなさい。

Gerard James Butler主演です。スコットランド出身なんですね。もともとはグラスゴー大学
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裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

4.5

最初から「良い映画」の雰囲気が漂っていて、もう観終わっちゃうのが惜しいぐらいの作品。批評なんて書けませんわ(笑)。

ハリウッドにはない映画の良さを「皆さんに観て頂く」しかないでしょう。

かのブラピ
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リベンジ・リスト(2016年製作の映画)

3.0

テンポが良いし飽きさせないので映画としては合格なんでしょうか。二転三転しますけどハリウッドらしく最後はハッピーエンド。

ファンにとっては太り過ぎで老け過ぎのトラボルタを観るのは辛いですし、カツラであ
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いくつになってもやりたい男と女 たそがれ(2007年製作の映画)

4.0

天才いまおかしんじがその力を見せつける小品。映画と言うのはこのぐらいの長さで良いということ。主役の多賀勝一の真面目な演技に引き込まれる。そして相手役の並木橋靖子(実際にそちら方面のビデオに出ていたりも>>続きを読む

バトルシップ(2012年製作の映画)

4.5

リーアム・ニーソンと浅野忠信、リアーナ、それに膝から下を切断した本物の軍人さんの演技がとってもカッコ良くて、僕としては「大好き」な映画ですが、Rotten Tomatoesでは散々な酷評の嵐だし興行的>>続きを読む

ヒットマン:ラスト・ミッション(2015年製作の映画)

4.0

どうしようもなく暗いイギリス映画っす~。

最初から最後まで救われないエピソード満載。

でもイギリス映画はやめられないわ~。

大好きだ~。

みんな観てくれ~。

原題は「Absolution」だ
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

4.0

俺はこっちの続編の方が好きや~。

でも~。

そんな上手く行く訳ないやろ~。

トロ様カッコいいっす~。

ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.5

ドゥニ・ヴィルヌーブ監督作品だけど「灼熱の魂」ほど心に迫らない。

でもストーリーと映像含めて飽きさせない内容。

メキシコの麻薬組織にまつわる物語でベニチオ・デル・トロが最高にカッコいい。彼の復讐劇
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シャザム!(2019年製作の映画)

3.5

スーパーヒーローもの。

子供は喜ぶと思う。

大人もわくわくする場面がいっぱい。

でも中だるみする内容。

ウィキに詳しいですけどシャザムはもともとキャプテン・マーベル。

訴訟にもなってるのね。
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ブレイド3(2004年製作の映画)

3.0

もう、この作品の批評は皆さんにお任せして…。
何でこうなっちゃったかなあ(笑)。
楽しみにしてたのに…。

マックス・スティール(2016年製作の映画)

4.5

なぜこの映画はこうも評価が低いのでしょうか?

今回は皆さんに観て頂くためにネタバレしながらの紹介です。

多分色々なアイディアを盛り込みすぎた割には出来上がったヒーローがカッコ良くないからかもしれま
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ブレイド2(2002年製作の映画)

4.5

今作も面白いです。誰が裏切り者なのか僕はすっかり騙されました。まあ、観てのお楽しみとしておきましょうか。

僕としてはカレン先生が出てこないのが不満なのですが、テレビシリーズとのからみもあるようで、制
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ビューティフル・プリズン(2016年製作の映画)

4.5

幼い頃に父親に受けた虐待(頭部外傷)で脳に障害を負い、そのせいで精神発達遅滞を来した青年にまつわる物語。米国メキシコ合作。

慈愛に満ち溢れた姉や優しい友人に囲まれて失敗を繰り返しながらも仕事をする日
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レディ・ソルジャー(2014年製作の映画)

4.5

この映画の原題は”Camp X-ray"であり、邦題「レディ・ソルジャー」は全く持って意味をなしていない。そして日本語のウィキにはこの映画やこの基地を紹介するページすら存在しない。

グアンタナモ湾(
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.5

コンチネンタルホテルのガラスの部屋は「燃えよドラゴン」だし、階段を登るのは「死亡遊戯」だし、多分監督はブルースリーのファンだよね。

東洋人の格闘術のなかで一人テコンドー的なのは何だか強くない印象なん
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.5

天才の心の機微をベネディクト・カンバーバッチが静かに演じる。

戦後米国の属国に成り下がった日本に住むすべての人に勧めたい一作。

何故イギリスでこの映画を作れなかったのか...。

暗い戦時下のイギ
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イップ・マン 継承(2015年製作の映画)

5.0

これも満点。

僕の批評を参考にされる方はそれほど多くないと思いますので、あまり心配はいらないかとは思いますが、今回はネタバレが入ってます。

今回のイップ師匠は受け技が主体の筈が自分から攻めるシーン
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シャドウ・エフェクト(2017年製作の映画)

3.5

あの。

皆さん仰っているよりは(笑)、僕は楽しめたし、面白いと思います。

何故かと言いますと、双子(多胎)の性格や行動の相似性に想いを馳せたり、精神科領域の解離を連想したり、医者としての興味が駆り
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イップ・マン 葉問(2010年製作の映画)

5.0

いやあ、これは満点でしょう。間違えて「継承」の方にこの映画の評価入れてしまって、削除してこちらに訂正させて頂きます❗コメント下さったかんたさんやいいね下さった皆さんに申し訳ないです‼️

香港の街並み
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イップ・マン 序章(2008年製作の映画)

4.5

公開後13年経過しての鑑賞。

ドニー・イェンの抑えた演技が素晴らしい。

工員が皆で功夫(詠春拳)を習う場面に胸を打たれる。

ラストシーンで流れる実際のイップ・マンの柔らかい笑顔が印象的。

ジョニー・イングリッシュ(2003年製作の映画)

3.0

大好きなRowan Atkinsonの記念すべきジョニー・イングリッシュとしての第一作目ですが、完成度の高い二作目へのつなぎとしては必見...なんですかねえ。全く面白くないんですけどねえ(笑)。

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バグダッド・カフェ(1987年製作の映画)

4.0

名作中の名作ですから、あらすじは必要ないですね。

なんとドイツ映画なんすよ。今もドイツで俳優として活躍するMarianne Sägebrechtが主演。控え目でとても上品なドイツ人女性を演じています
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ホース・ソルジャー(2018年製作の映画)

4.0

Wikiによると、Rotten Tomatoesの批評家支持率は55%、平均点は10点満点で5.6点となっていて、サイト側による批評家の見解の要約は「『ホース・ソルジャー』には優れた俳優たちと高尚な製>>続きを読む