ミートさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

キングスマン(2015年製作の映画)

4.5

どちらかと言えばハリウッド風味のイギリス映画。演じる俳優はほとんど英国人俳優だしね。何より人の死を茶化すというかパロディにするあの感じは完全に薬中(笑)の世界。ラリッてる。グロいシーンは血も出ないし本>>続きを読む

決闘高田の馬場(1952年製作の映画)

5.0

昭和12年に中編映画「血煙高田の馬場」として名匠マキノ正博によって撮られ、戦後51分の短尺作品で再公開されたこの映画。中山安兵衛が堀部家の養子に入る前の出来事を描いている。いわゆる「高田の馬場の決闘」>>続きを読む

影法師捕物帖(1959年製作の映画)

3.5

1959年製作の中山信夫監督作品のこの映画は嵐寛寿郎三百本記念作品だと言うことだが、実は元ネタがあって、1925年(!)の二川文太郎監督で坂東妻三郎主演の長編サイレント映画の「江戸怪賊伝 影法師」の方>>続きを読む

AIR/エア(2023年製作の映画)

5.0

うー。使いたくない言葉だけど、これぞ「鉄板」ネタ。本当に粋な作品。マット・デイモンの役作り(腹)に笑っちまいますが、めっちゃいい映画っす。おすすめ。

おるすばんの味。(2017年製作の映画)

4.0

泣かせる。切れ味がいい。カレーが本当に「出来立て」だと最高だった。

チャーハン(2019年製作の映画)

4.0

最近観た中では最高のホラー。武石昴大監督は天才かもしれない。邦画も捨てたもんじゃない。

ヴェノム(2018年製作の映画)

4.5

皆さ~ん。今更ながら(笑)、ニューヒーローの誕生ですよ~。何で今まで見なかったんやろ。公開から観賞するまで5年もかかっちまった。めっちゃオモロイしスカッとするよ~。

5時から7時の恋人カンケイ(2014年製作の映画)

5.0

素晴らしい。何も言うことない出来栄え。ただただ悲しいのは主演のAnton Yelchinが27歳という若さで死んでしまったこと。寂しすぎる。絶対おすすめ。観てね。音楽がエンリオ・モリコーネ風で泣かせる>>続きを読む

警視ヴィスコンティ 黒の失踪(2018年製作の映画)

4.0

Vincent Casselが髪も髭も汚く伸び放題のやさぐれた刑事を演じる。フランス人の親子関係や夫婦関係に対する考え方が学べる良作。失踪した息子を案ずる母親役は超絶綺麗なSandrine Kiber>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

5.0

讀書百遍而義自見。期待を込めて。時間がないので「今は」実現できないが、何度も観ると監督の意図が少しずつ判ってくるに違いない。

願いのカクテル(2019年製作の映画)

3.5

國村隼が超絶上手い。佇まいも声も渋すぎる。居酒屋で出会うカップルも味があって泣かせる。最近見た邦画では一番かな。ただ、気になる点が多すぎる。娘役の嘘っぽさが気になるし、亡くなる奥さんを演じる女優が下手>>続きを読む

駐車場、男と女(2011年製作の映画)

4.0

切れ味抜群のショートフィルム。しかも英国風味たっぷり。監督・脚本のSam Washington大注目だ。

アオラレ(2020年製作の映画)

2.5

殺人鬼を怒らせてしまった或る母親の悲劇が描かれる。ラッセル・クロウの役作りには敬意を払うがちっとも怖くない。躊躇なく命を奪う割には最後の詰めが甘いしね。「自分勝手な」女に若干腹を立てながら観ていると、>>続きを読む

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.5

映画の良さも勿論だが、韓国のプロパガンダの実力を見せつけられる。ウィキによれば、映画の公開後に「有名になった」実際のキム・サボクはいわゆる流しのタクシー運転手ではなく、高級ホテルであるソウルパレスホテ>>続きを読む

The Witch/魔女(2018年製作の映画)

4.0

主演のキム・ダミは清楚で大人しそうな主人公の少女を演じてます。正直、途中までは韓国映画にしてはものすごくダレます。惜しい。そのかわり、途中からはザ・バイオレンスロードムービーになりますので我慢して観て>>続きを読む

予定は未定(2018年製作の映画)

2.5

屋敷紘子は美しい。だが何の救いもない。ただそこにあるのは絶望のみ。邦画は「わびさび」すら描けないのか。情けない。

ガーディアン24(2019年製作の映画)

4.0

ざっくりと言えばフランス映画風の「イコライザー」みたいな感じっすかねぇ(笑)。邦題は全く意味不明なんですけどね。原題は主人公の名前がそのままで”Walter(ワルテルって読むみたい)"となっております>>続きを読む

(2017年製作の映画)

3.5

これが邦画の限界か。山田孝之は上手いし、中村ゆりも美しい。しかしながら、なぜ阿吽の呼吸だらけになるのか。映像は美しいが冗長なのである。東北大学出身の秀才が描く一風変わった叙事詩。雰囲気はまあまあ良いと>>続きを読む

特捜部Q 知りすぎたマルコ(2021年製作の映画)

4.5

ハゲのカールは観たくない...と言いましたが前言を撤回します。カールを演じるUlrich Thomsenですが、なかなか良い役者です。そしてローセを演じる女優さんがめちゃイイ女になってて嬉しい。

U
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特捜部Q カルテ番号64(2018年製作の映画)

5.0

シリーズ4作目。まさか特捜部Qで泣かされるとは...。個人的にはシリーズ最高傑作と思いますし、次作でキャスト総入れ替えとなることを考えると、多分ここで終わりなんすよ。あんな「ハゲ」のカールは見たくない>>続きを読む

特捜部Q Pからのメッセージ(2016年製作の映画)

4.5

ノルウェーの映画『コン・ティキ(Kon-Tiki)』出演で注目を浴びたPål Sverre Hagenをゲストに迎えてのシリーズ三作目。
英語圏での題は"A Conspiracy of faith"。
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AVA/エヴァ(2020年製作の映画)

3.5

ジョン・マルコヴィッチとジェシカ・チャステインは吉だと思います。ジーナ・デイビスも名演技ですしね。色々突っ込みどころはありますけど、スパイスリラーとしてはまあまあ合格点じゃないでしょうか。適度に泣かせ>>続きを読む

特捜部Q キジ殺し(2014年製作の映画)

4.0

特捜部Qシリーズ二作目。事件の鍵を握る少女を演じるSarah-Sofie Boussninaが超絶美しく、表情も演技も素晴らしい。因みに邦題の「キジ殺し」というのは原題の直訳。

特捜部Q 檻の中の女(2013年製作の映画)

4.5

久しぶりの大ヒット。めっちゃオモロイ。とうとう「特捜部Q」シリーズに手を出してしまいました(笑)。主演のNikolaj Lie KaasとFares Faresが非常に良い味出してます。犯人役の身長2>>続きを読む

12hours DEA特殊部隊(2016年製作の映画)

3.5

メキシコの麻薬密輸に絡むストーリー。簡単に言うと、外国人観光客が悪い奴らに麻薬を運ばされると言うモチーフ。映像的には高所からの街の風景が素晴らしい。主演はショーン・ロック。なかなかのイケメン。そして、>>続きを読む

ドライヴ(2011年製作の映画)

3.5

個人的Gyao!祭は今日まで。ありがとう、本当に。あと一本か二本いけるのかっ!

或る意味、邦画はNicolas Winding Refn監督の世界を目指すと良いのかとも思う。色彩美に溢れた映像にしば
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隠し剣 鬼の爪(2004年製作の映画)

4.0

個人的GYAO!祭。色々言いたいことはあるのだが、敢えて言うまい。邦画は時代劇に活路を見出すべきなのである。永瀬の抑えた演技が素晴らしい。

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.5

庵野のウルトラマンへの愛を感じる。俺は好き。最後のシーンの意味についてはモヤモヤ感が残る。

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.5

本作を通して描きたかったものは何なのか?邦画にありがちな無意味な阿吽の呼吸は一切なく、テンポよく映画は進んでいく。政府の中枢の人間がバカっぽく描かれているのは狙いなのだろう。良くも悪くも日本政府。それ>>続きを読む

青い体験(1973年製作の映画)

3.0

個人的GYAO!祭。原題は”Malizia”である。日本語に訳すと「悪意」。映画を観て頂くと、この原題の意味がお判りいただける。「青い体験」は実に上手い邦訳。後にほぼ同じキャストで”Malizia 2>>続きを読む

TOKYO NOIR/トウキョーノワール(2004年製作の映画)

4.5

まず断っておきたいのは、三つのオムニバスの総合得点であり、加えてエンディングテーマの川村結花の「home」に対して敬意を表したものであり、甘々の点数。でも一応オススメ。

三つの映画の終わりに川村の曲
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イーオン・フラックス(2005年製作の映画)

3.5

個人的GYAO!祭第九作目。公開から20年近く経っているためか最早近未来映画を観ているのか過去映画を観ているのかわからない(笑)のですが、脚本は面白いと思います。若い頃のセロン姉さんが好きな人は是非。>>続きを読む

バーニー・トムソンの殺人日記(2015年製作の映画)

4.5

個人的GYAO!祭第七作目。これぞイギリス映画。完全に狂ってる(笑)。原題は”The Legend of Barney Thomson"である。Robert Carlyleの監督デビュー作品で、主人公>>続きを読む

レディ・ガイ(2016年製作の映画)

3.0

個人的GYAO!祭六作目。最初からネタバレ(笑)。最後の最後に天才形成外科医の手が出てくるシーンを観ると、最初から「殺し屋」がいなかったのか?(=すべてがこの外科医の妄想だったのか?)的な気持ちになり>>続きを読む

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

4.0

また泣かされました。クリス・パインがカッコ良すぎ。コロナの流行のせいで上映が遅れた悲劇はあったものの、これぞハリウッドが作った漫画という感じ。まあ、それにしても長いんですけどね(笑)。あ、そうそう。皆>>続きを読む