このレビューはネタバレを含みます
気になってたやつです!!
やばい!えぐい!思ってたよりも!!
大義をもって、死を是と融通するその様相。
展開も早く、主要人物と思われる早々の死も相まって疑うまでもなく良作と言える。
検察としての動き、特捜として追うべき相手
黒幕と思われる人物と早々のご対面。
(3話目までの感想。)
「何でこの女は平然と喋ってられるんだ……」
と思う倫理感とは裏腹に、唆られてしまう妖艶。
目的は一体何なのか……
真反対と捉えている人間・正崎を陥れる為なのか、同じ人間と謳い共有したくなったのか
手斧を振りかざす曲世の口調と行動は、
アニメ史の一つに残る遺産だった気がする--
(7話目終了)
中盤までは、斎と曲世の逮捕に向けた捜査線で魅せて、後半は世界規模にまで及び
" 自殺 "法を孕んで、
生きるか死ぬか・善か悪かという普遍的なテーマの討論が、国家を代表する人間の間で繰り広げられる様相に息を呑んでたたずむ事しかできなくなっていく。
(こんな合衆国大統領がいたら、断トツNO.1。)
正崎 善
曲世 愛
本編でも話されているが、
何とも皮肉なネーミングセンス
そして、訪れてしまう善悪の境界線を跨ぐ
クライマックスとEDクレジット--
言い知れない余韻に浸れる。
良い作品っていうのは、ほんとに今まで知らなかった一つの答えを導き出してくれる。
もし、日本でアニメ版アカデミー賞があるなら
作品賞・監督賞・脚色賞諸々輝いてもおかしくない作品だったと思います。
P.S. 僕は好きです。無性にPSYCHO-PASS見直したくなる。笑