にゃん

きさらぎ駅のにゃんのネタバレレビュー・内容・結末

きさらぎ駅(2022年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

カメ止めみたいな自主制作感が凄いけどそれが売りかな?
きさらぎ駅の謎の死なない奴らとか血管みたいなのに喰われて破裂しちゃう感じとか凄い安っぽいが分かりやすいといえば分かりやすい。笑

内容と感想ざっくり↓
純子さんから聞いた情報を元にきさらぎ駅で起きる様々なハプニングを次々と冷静に対処していく春奈さんが面白い。本当にオカルトなことが好きで勇気がないと出来ない行動に、どこかスカッとする気持ちにもなる。

果たしてこの異世界から皆で抜け出せるのか。しかし最後の数十分で全て覆される。

純子が話した内容は最後の最後が嘘だった。
駆け込んだ光の扉が爆発し生き残ったものが帰れるのではなく、最初に扉を通った1人だけが帰れるというものだった。
春奈の正義は最後に崩れ、助けに来たはずの女子高生を先に扉へ向かわせる。爆発して帰れない未来を聞いたのに。
しかし現実は違った。先に扉を通ったものが救われる。春奈は扉の爆発を待つが変わらないことに驚き、そのまま扉は消えてしまう。帰れなくなったことに困惑する春奈はそのまま異世界に取り残されるのだった。
この展開は純子の予想通りだった。純子はかつて自分を異世界で救ってくれた女子高生を助けるために、春奈の興味を利用して騙したのだった。異世界から出たものは最後のプレイヤーとのやりとりしか記憶にないらしく、現実世界に戻った純子のことは記憶にないようだったが、これで純子が仕掛けた罠は幕を閉じたのであった。
と、思われたが、以前春奈が純子の家に異世界について取材に来ていたときに話を盗み聞きしていたらしく、YouTuberとして異世界に行ってみよう計画を実行してしまったのだ。果たして、今度は誰が戻って来れるのか。。
にゃん

にゃん