これを撮るために監督自身がこの工場で数ヶ月働いたというだけあって、なかなかの臨場感と距離感だった。
防具もなんもなく、普通の作業着で火の粉浴びる位置で作業するとか、今じゃ考えられない(今はもうオー…
このレビューはネタバレを含みます
「エウスカディ、1982年夏」を観い終えて、続いて直ぐ観たのが「鋳鉄」を観ました。
短編ドキュメンタリー映画で僅か20分です。
溶鉱炉での過酷な作業の中、タバコを吸いながら談笑する作業員達や休憩…
めっちゃいい、めっちゃ熱そう、めっちゃインダストリアル映画、絶対安全管理を怠り死人が出てそうだが。何あの焼き鳥みたいなやつ、美味しそうじゃない。めっちゃ火花浴びてるおっさんは大丈夫なのかドMなのか謎…
>>続きを読むオタール・イオセリアーニ監督の故郷であるジョージア(旧ソ連グルジア共和国)の冶金工場で働く工員たちの日常を捉えた記録映像。
本作のため、監督は身分を隠して4カ月間、精錬工として働いたという。
火の…
このレビューはネタバレを含みます
正直、作業自体は具体的に何をやってるか、あんま分かってへんから「身体に悪そうだなー」ってだけなんやけど、地獄のような大迫力の映像と音響(『四月』と同じ様でありながら、まったく遠慮のない爆音)は、観て…
>>続きを読むオタール・イオセリアーニ。
鉄工所での鋳鉄の様子を写したドキュメンタルである。
本作で見せた、工場の送風ファンの前で汗を乾かす労働者の描写は後の作品でも活かされる事となる。
迫力は物凄いものがあ…