このレビューはネタバレを含みます
ずっと緊張感エグいしずっと動き続けるしアクションが突発的だしで面白くないわけがない。このスピード感。自転車も常に立ち漕ぎだし、最後の無常にも思えるあっけなさったらない。印象に残ったアクション、ビンタ…
>>続きを読む「走るものの活劇」から一転した「走れないものの悲劇」。
冒頭のショットから主人公を動かさないという信念がすさまじく、閉所やへき地ばかりの空間と相まって緊張感を限界まで上げることに成功している。まさ…
そう演出してるので、それはそうなのだけど、実在の2人をカメラでひたすら追いかけているようにしか見えない。一方でトリが自転車を全速力で駆け抜ける姿がこの社会から抜け出す姿のように思えて、映像(映画)だ…
>>続きを読む移民としてベルギーにやってきた2人の若者が偽りの姉弟として生き抜こうとする姿を描いた人間ドラマ。『イゴールの約束』のジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟がメガホンをとり、2人の少年と少女を襲う…
>>続きを読むアフリカからベルギーに難民としてやってきたロキタとトリ。姉弟と偽りロキタはビザが貰える日を夢見てドラッグの売人などをして暮らしている。そんなロキタを本当の姉のように慕うトリ。
ドキュメンタリーのよう…
やはり抜群の安定感のダルデンヌ兄弟監督、クオリティの高さが光ります。個人的には、今回は今までの作品よりフィクション要素がやや強めのように感じました。(エラそうにすみません…)
それでもトリとロキタ…
気性や環境により絡みつく袋小路の悲しみやどん詰まり感。それが今作は兄弟愛によるものというのが得も言えない。分かりやす過ぎるくらい文字通りさらなる悪事に足を踏み入れるのを差し引いても。新作撮ってくれる…
>>続きを読むロキタにはトリという名前の弟がいるが、彼が本当の弟ではないことはわりと序盤からつまびらかにされる。母親への送金を止めさせてまで金をむしり取る仲介業者。ドラッグの売人をさせるイタリアンレストランのオー…
>>続きを読む©LES FILMS DU FLEUVE - ARCHIPEL 35 - SAVAGE FILM - FRANCE 2 CINÉMA - VOO et Be tv – PROXIMUS - RTBF(Télévision belge)