ゴールデンカムイの鯖寿司のネタバレレビュー・内容・結末

原作はひと通り最後まで読んでいて実写は様子見をしていたが、金カムガチファンの皆さんの大絶賛で見ることを決意。見てよかったです。

原作と実写のバランスのとり方が上手かったので見やすかった。特に原作完全再現レベルの変顔がきたら実写だとちょっとキツイなと思って身構えていたけれど、コミカルになりすぎないけど原作を知っていればふふっと笑えるくらいの表情に収めてくれたのが個人的にはかなりありがたかった。

外のシーンでは役者さんたちの鼻・頬・耳がかなり赤くなっていたのが印象的だった。外ロケ多かったみたいだしマジで寒かったんだろうな…というのが伝わってきた。

キャラで言うと白石が特によかった。とにかく白石がマジで白石。杉元を助けにくる妖怪白石のシーンはひたすら爆笑してしまった。

ドスケベべマタギがラッコ鍋の餌食になり、少女団のお荷物になるところまで何としても実写化してほしい。まだ細身なの含めて原作の初期谷垣だ…！となったのでムチムチになっていく谷垣に期待。

鬼太郎誕生の水木・ゴジラ-1.0の敷島・そしてゴールデンカムイの杉元と戦争帰りの男性が主人公の映画を立て続けに見たけれど、彼らの負った精神的な傷を傷としてしっかり表現したうえで続いていく人生を生きるための希望を掴んでいく作品群だな、と感じた。