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レジェンド&バタフライのjamのレビュー・感想・評価

レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)
3.6
困りました。
Filmarks試写会に当選する=レビュー必須、
なのです…か、書かねば。

レビュー本編に入る前に、私自身の最近について。
映画はそこそこ観てるんです。映画館でも、自宅でも。
話題の新作から内外の古い映画まで。
ただ、レビューを書くまでに至らない(すでに他の方が思ったことをだいたい書いている、とか、単に時間がないので後回しにしていたらすっかり忘れちゃったり)のです。

ま、そうも言ってられません。必須、なので。
さて、どうしましょう…
その一…いつものように、その映画を観て思うことを思うままに
その二…思いっきり感想のみ
その三…分析しながら感想も

と、迷いますが。
"この映画の楽しみ方"にしましょう。

まず、主演のお二人のファンの方は、無条件で楽しめるかと思います。

織田信長が題材です。けれど、戦国時代の群雄割拠する様であるとか、彼が天下人となる様などを楽しみたい方には少し物足りないかも。

ある程度の時代の知識がないと、この映画の流れが今ひとつ難しく感じるかもしれませんので、少し予習をすると良いかもしれません。

脚本は今年の大河ドラマ担当の古沢良太氏。
リーガルハイ、コンフィデンスマンJPのヒットで知られた彼らしく、前半はコメディタッチの場面で楽しませてくれます。

さらに言えば、大河の"どうする家康"の方にも登場している織田信長(家康を「俺の白ウサギ」呼ばわりして話題)と、今作の違いに思いを馳せてもそれはそれで楽しいです。

しかし、王道は。
政略結婚した織田信長と濃姫が反発しながらも惹かれ合い、魂レベルで結びつく様を、木村拓哉、綾瀬はるかの熱演で堪能することでしょう。
それぞれの魅せ場も盛り沢山。
信長覚醒、二人の舞がシンクロしていく場面とか、馬上の信長の肩に濃姫の化身のような蝶が舞い降りる場面…ラスト間近のタイタニック調のdreamingな場面とか。

最近の邦画に多い、売れっ子アーティストによる主題歌がないのも個人的には高評価。
佐藤直紀氏のドラマチックな音楽も世界観に合っていたと思います。

…こんな感じでいいでしょうか?

で、この点数の理由は?
長い、と感じるってことはそういうこと、でしょ。
あと、何故斎藤工?
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