スパイダーバースにも負けない上質なアニメーションを堪能できた。
小さな頃にタートルズのアニメを見ていたが、変わらぬ彼らと少し庶民派になったスプリンター先生の姿に何とも懐かしい気持ちになった。
今回はまさにオリジン的なエピソードであり、タートルズ達が忍者タートルズになるまでの話。まだまだヒヨッコなティーンエイジャー感が眩しく、やり取りが楽しくて良い。
そんな彼らに感化された敵の面々や人間達とのラストの共闘は実に胸熱で、つい拳を握りしめて魅入ってしまった。
今回良かったのが、スプリンター先生のキャラクター。
何となく記憶にある先生よりも今回はティーンエイジャーをもて余す父親感が強かったが、いざ実力を発揮するとすこぶる強い。このギャップがたまらなく格好良い。
おまけに本編中は気付かなかったが、あのジャッキー・チェンが声をあててると言うのが何とも面白い。
最後にチラリとシュレッダーが出てきたが、続編が何とも楽しみである。
