原点回帰でありながら
現代社会にフィットしたゴジラ作品の傑作爆誕!
・
ストーリーは至ってシンプルで、
未知なる災いのメタファーであるゴジラに、
国家でなく、戦後武装解除された民間の人たちが
どう立ち向かうか、と言う物語。
・
大戦中の崇高な死の美という思想から、
生への執着を肯定する時代の変化を
勇気を持って描き切ったなと思う!
とてもとても綺麗なストーリー。
・
個人的に吉岡秀隆に弱くて、
彼が気弱なんだけど勇気を振り絞って
不器用に、熱く語る場面を見るだけで泣けてしまう…
・
もちろん2時間ちょっとで描くには
足らない部分も多くて所々ん?と思う事もあるが、
そこは皆さんの想像力で補完してほしい。
・
ひとりの天才的なヒーローが世界を救うんじゃなく、
みんなで協力して困難に立ち向かう美しさは、
日本映画の好きなところ。
その辺はかなり丁寧だった。
東洋バルーンの係長とかまで登場させてね笑
・
傑作ですな!!