ストーリーとしては小さな町の一軒の古本屋で一人の店主である老人と、いろいろな人との出会いと本を通しての会話がいい感じを受けた。
小学生の時、本を読んで感想文を書くことが嫌だったなということを思い出した。
自由に本を読む、本を読んだ感想を聞いて、肯定的に受け入れてくれる大人がいたらもっと本を楽しめたのかも知れないし、好きになっていただろうと思う。
街から本屋さんが減ってきて、存在意義も薄れてきているようにも感じる。活字離れとしてだけでなく、電子図書など変化が著しい世の中、今後本はどのような変革をしていくのであろうか?
ミニシアターでもあるが、高齢者が多く鑑賞していたように見えた。関心があったのかな。
最期に古本屋の店主である老人が、本好きな少年に残した手紙の内容が○○推奨作品のようで少し個人的には残念であった。