素潜りでどこまで潜れるかを競うフリーダイビングの世界チャンピオンと、パートナーであり救助ダイバーの二人のドキュメンタリー。
非常に危険なスポーツであり、何人ものプロダイバーが命を落としていることも描写され、無事海面に戻ってきても失神して救助が必要になることも多い。
アリッシアは若くてして能力を発揮するも、チャンピオンになるまでは一歩及ばないことも多く、短気の性格などで周りから非難されることも多かった。
そんな中救助ダイバーのスティーブンと出合い、心の成長とかけがえのないパートナーを得てゆく。
こんなに危険なスポーツがあるとは知らなかったし、人間が100mも潜れることも知らなかった。
プロのアスリートには身体の能力だけでなく、強靭かつ安定したメンタルが非常に大事であり、救助ダイバーという仕事でもプライベートでも大事な存在ができることが成果に結びつくことが印象的だった。