しちみ

はざまに生きる、春のしちみのレビュー・感想・評価

はざまに生きる、春(2022年製作の映画)
3.7
うーーーん、私にはちょっと難しい作品だったなあ。個人的に発生してる宮沢氷魚ブームに乗って本作も観に行ったんだけど、全体的な感想としては惜しい、物足りない。って感じ。

等身大で平凡な感じがある意味リアルでそれがすごくハマる人にはビビッとくる作品だとは思ったけど、私的にはサラッとしすぎていて終わった後に何も残らない…って思ってしまった。今さっき見てきてすぐにレビュー書いてるはずなのに最後って幸せになってねで終わったんだっけ?その後に打ち上げに来たのが最後だったけ?と記憶が謎にふんわりしてる(これは私が悪い😅)

本作を見てれば映画の意図や本質も分かるんだけど、発達障害、恋愛、芸術、仕事とか色々と設定を盛り込んでいるからもう少し脚本や演出に捻りあるいはインパクトがあっても良かったかなと。

とはいえ、世界観はドンピシャに好きでしたね〜。私も無類の青好きで絵を描くのも好きなので劇中の作品をもっと見たいなと思ったし、青でまとめられた部屋の中や自然に囲まれた空気感・四季を感じる映像でとっても良かった。出演者の演技も良かったし水族館のシーンと写真も好きだった。

良くも悪くも"普通"や"日常"にフォーカスを当てた作品なんだと思った。

でもね、これだけは言わせて欲しい。
ずっと浮気してるのが気になって不快だったぜ!!!!!!!!笑
浮気も普通に起こりますよっていう演出なのか?😅
終始彼氏が可哀想で嫌だったなーーー
しちみ

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