しちみ

赤と白の錯覚のしちみのレビュー・感想・評価

赤と白の錯覚(2014年製作の映画)
3.8
そうすることでしか生きていけない状況に追い込まれた時、人間は信じたくない、真実じゃないと分かっていてもそれを信じるしかないんだろうな。洗脳ってそういうもんなのかね。

自分ともう1人、真相を知っているはずの妹が自分よりも先に洗脳され始めてたら自分もそうなのか…?ってなるし、もはや受け入れるしかないんだろうな。
極度のショック状態に陥ると記憶も飛ぶし、勝手に脳がその記憶に蓋をしちゃうからその状態でこうだったよって言われたらそれが真実に見えてしまう怖さ。

大人になってからの彼が切なかった。
しちみ

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