メザシのユージ

12日の殺人のメザシのユージのネタバレレビュー・内容・結末

12日の殺人(2022年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

2024/03/16
(15本目)
「12日の殺人」
「ローラパーマー 最後の7日間」を彷彿とさせた。
殺された被害者は複数の男性と繋がりがあった、その容疑者たちは全員容疑者。男が犯罪をおかし、男が裁く、男の世界。
彼女が殺された理由は「女の子だから」という友達の言葉が印象的。

事件にとりつかれると、心がそこにとどまってしまう。いつまでも同じところを繰り返し回る主人公のよう。時間がたち、刑事たちが諦めても被害者遺族の時間はとまったまま。

止まった事件を女性の判事がうごかす、新人の女性刑事が新しい発見をする、男たちの世界を変革するのは女性の力なのかもしれない。

フランスの警察は、盗聴しまくるのに驚いた。
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一般警察業務についてはおおむね、都市圏は国家警察、地方部は国家憲兵隊が分担しているが、特に国家憲兵隊は他軍種・省庁への分遣部隊が多く、多くの点で入り組んでおり、治安出動などの緊急活動については、明確な区分はほとんどないのが実情である。