1972年にアンデス山脈で起きたウルグアイ空軍機の墜落事故を元にした映画。
冬の雪山で空軍機が墜落し、辛くも生き残った若者たちが壮絶なサバイバル生活を送る。
凍死するほどの寒さ、飢え、そして見渡す限り雪と山が続き、途中で捜索を中止したことを知ることによる絶望との闘い。
仲間との絆だけが今生きるすべての糧となり、途中何度も困難が起きるが乗り越えようとする登場人物たちの姿は見るものに勇気を与えてくれる。
アンデス山脈の雄大な自然と、生存者を徹底的に追い込む冷徹な恐ろしさも映像を通して感じることができ、できれば映画館で観たかった。