瀬戸内市の長島愛生園で80年の歳月を生きてきたかづゑさんに6年に亘って密着したドキュメンタリー。10才の時に「ライ病」(かづゑさん自らハンセン病の表現が嫌いで、自分はライ病だと言っている)を発症し、…
>>続きを読む90歳なのに自分には皺がないのは皮膚移植の手術のためで、皺がうらやましいと!かづゑさんが話しているのに、拍子抜けした。
障害者の経験や人生を弱さゆえの偉大さみたいな論理で美化しがちな健常者の視点が…
ハンセン病患者の隔離政策が100年以内に日本で実際にあったにも関わらず、どこか遠い話と思っていたからこそこの映画に出会えて良かったです。かづゑさんからはたくさんの元気をもらえました。
たくさんの人に…
生きるとは、人生とは、考えさせられる
この島はなんだろう、天国でも地獄でもある、という言葉が忘れられない
ハンセン病(旧らい病)患者に対する残酷な隔離施策の実態を語る当事者たちは高齢化し、減って…
ちゃんと生きた人生の先輩がいる。
その事実だけで嬉しい
魅力的な人をそのまま見事に撮ってくれてありがとうございます。
母親の墓石に抱きついて離れないかづゑさん泣けたし笑えた。母親の愛が形になって…
「仏典にも聖書にもらい患者はでてくる。
ということはそのかなり昔からいたということ。神さまが与えたものだと思ってる。
ハンセンさんの病院じゃないから、わたしはハンセン病というのは嫌い。」
…
タイトルの『かづゑ的』の後に続く言葉は観客各々に委ねられているような気がした。
自分は “かづゑ的人生讃歌”だと受け取った。
この作品を通して知った事、気付いた事、考えた事は自分にとって必ずプラス…
前回、同じポレポレで鑑賞した障害福祉サービス事業所に集う人々を描いた「フジヤマコットントン」同様、本作も「取材」ではなく「ありのまま」の姿を歳月をかけて丁寧に寄り添いながらリアルに映し出した作品。作…
>>続きを読む2024年3月3日
ポレポレ東中野
年齢的に(65歳)涙腺が緩いためと思いますが、最初から最後までほぼ涙しながら観ました。ドキュメンタリー映画の範疇なのでしょうが、映画的な虚構もファンタジーもほとん…
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