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落第はしたけれどのNOBUのレビュー・感想・評価

落第はしたけれど(1930年製作の映画)
4.1
サイレント映画の中でも際立った良作。
音がない分、役者の表現力が要求されるが、コメディを取り入れた動きや表情が際立っている。

そして、シルエットで文字を表現したり、自殺を仄めかす様なシルエットなど、小津監督のユーモアがたくさん盛り込まれてる。

そして、世界恐慌が影響していたのだろう。リアルな日本社会を巧くテーマにしている。
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