ジョニー・トー監督の映画に対する想いと2000年代の香港映画の様子が垣間見える貴重なドキュメンタリー。
トー監督の香港への愛が全編から滲み出てくる。
映画の内容が非現実的と言われる中、その映画で表現される人間はあくまでも今日の香港をスタイリッシュな形で芸術的に風刺しているのが、ジョニー・トー監督の強み。
あれから十数年が経ち香港は色々と変わってしまった。
サイモンヤムやルイスクーもインタビューに登場するが、今では笑って言えない事も出てくる。
アンソニー・ウォンはどうしているだろうか?
また、新たな香港ノワールを期待したい!