アランに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

「アラン」に投稿された感想・評価

山

山の感想・評価

4.9

ウバザメにビビり散らす。ミディアムと遠景のセオリー無視の交雑、そのカメラ位置のデタラメさに只々圧倒される。ぎこちないパンショットの速度変化は忙しないカット割りに相乗し、目を向ける行為と運動の同時性と…

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sima

simaの感想・評価

5.0
半ドキュメンタリー。

嘆きながらも「でも命がある」と前を向く強さ、過酷な環境を受け入れる強さに勇気付けられる。
新藤兼人監督「裸の島(1960)」と重なるものがある。

ウバザメの漁が印象的。思い出したのが、ロッセリーニの『ストロンボリ』のマグロ漁のシーン。ロッセリーニのマグロ漁のシーンがお気に入りなのだが、それに比べてカットを割り過ぎている印象。もっとじっくり見た…

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ロバート・J・フラハティ監督作品。
アイルランド西のアラン島で、監督自身が1年半住み込んで撮影した記録映画。
ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作品。

写されるアラン島の風景がとても魅力的。断崖絶壁…

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takandro

takandroの感想・評価

4.5
もはやドキュメンタリーには全く見えないアクション映画のよう。ウバザメの登場シーン!時間止まった。バカデカザメとの闘いは見応えあり
ラスト、父ちゃん帰るのか?帰れるのか?あれで帰ってくるの凄い。
(『モアナ』の所で作家全般を述べた。フォード+エイゼンシュテイン、細部への不満も吹き飛ぶ。)
荒波に浮かぶ船かっこいい!!
それ以外も絵面がかっこいい場面が多い。
ドキュメンタリーではないと思うけど、面白かった。ネオレアリズモの源流的な。フラハティ好きだ。

タイトルで1万点加点!!!!!
邹启文

邹启文の感想・評価

4.3
ドキュメンタリーは嘘をつく
という言葉を一番映像化できた作品なのではないのか
流石にローアングルと俯瞰のカットバックはやりすぎ、大好物
rico

ricoの感想・評価

4.3

ファーストシーンから、「ここで生きるのは死と隣り合わせなのだ」と問答無用に見せつける。
ラストシーンたちの緊張感と美しさ。
言葉がなくても、切り立った崖に歩く母の姿だけで如何に自然が大きく、人間が小…

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kur

kurの感想・評価

4.4
海への畏怖について、どんな人間ですら広大な海を前にした時自分のちっぽけさを思い知るはずだ

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