戦争は嫌だな
ちっぽけでささやかな庶民の幸せすら呑み込んでしまう
浅丘ルリ子の㊗️100本記念作らしい
確か彼女のデビューは54年頃、するとちょうどデビューから10年目…
つーことは、年に10本の映…
浅丘ルリ子とロケーションだけはよかった。
それ以外に良いところなしだったこの映画。
夫役の演技の下手くそさが気になったが伊丹十三だったとは。監督の才はあっても演技はだめだめだ〜
個人的には全体的に合…
戦争によって引き裂かれる男女の運命や戦争の悲惨さを、女性の執着的な愛を通じて描いた、加茂菖子の同名小説を原作とする、蔵原惟繕監督の恋愛映画。当時の日活の看板女優である浅丘ルリ子の100本出演記念とし…
>>続きを読む同時期に大映で『清作の妻』という上位版が作られたせいで割食ってる感があるが、これも悪くないし、画的にはむしろ凝っている。
特に走行中の汽車スレスレで抱き合うシーンでは、伊丹十三のビビり方が画面越しに…
ロケーション撮影で、海、山、雪、月、花、男のふんどし、藁ぶき屋根の家並、能楽など、つましくミニマムな日本的美観をモノクロのフィルムに収めている。
本作は、広い意味での反戦左翼映画であるが、考えてみれ…
夫が戦死してさめざめ泣く芦川いづみの後ろ姿をみるルリ子の表情が同情や哀れみのそれじゃなくて、決断の焔立ってる不気味さ。鉄橋の奥行きのこちらとあちらだけでなく、鉄橋を挟んだ山と海もある多層性に、ふたり…
>>続きを読む村の因習を超えて結婚し、奇跡的に夫の怪我を全快させ、社会と離れて引き篭もるなどのことを、軽々とやってのけるほど強い人でも国から赤紙がきたら壊れてしまうんですね。それほど戦争は当時の人たちにとって抗え…
>>続きを読む7年前1人の女が1人の男を慕って命を絶った、これは情念の火を燃やし短い一生を終えた1人の女の物語である
海に住む網元の息子は20歳を迎え兵役目前、そんな時山に住む平家部落の末裔の娘と出会う、3年の…
舞台装置としての陸橋が優秀すぎる。
列車!線路!俯瞰で映される村!
傘が落ちていくシーンとかたまらんっす。
夜のトンネルでずぶ濡れの浅岡ルリ子が村のおっちゃんの顔面をパンチするとこは怖いけど笑って…